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マツヨイグサ

2006-06-21 09:06:34 | Weblog
マツヨイグサ
俳画 今日の花「マツヨイグサ」。花言葉「移り気
 題字「移気」
 



アカバナ科。多年草。

原産地は、南アメリカ・チリ。
日本への渡来は、幕末のころとされています。

その後、昭和のはじめごろには、
日本各地の河原などで繁殖するようになった「帰化植物」です。


高さは、50~90センチ。

花期は、7~8月。

昼間は開かない花は、直径5センチほどの黄色。
月明かりによく栄える姿です。

しぼむと赤っぽくなるのが特徴。

一回り大きな花を咲かせる「オオマツヨイグサ」との違いは、
しぼんだ時の色、なんですね。


「大松」・・・ならぬ「オオマツ」は、
しぼんでも赤くなりません。

竹久夢二や太宰治が愛でた花は、
「オオマツヨイグサ」であっただろうとされています。
ちなみに、こちらは北アメリカが原産


なお、「ツキミソウ」の名で呼ばれることもありますが、
正確には、白い花を咲かせる別種。


他にも、

「コ(小)マツヨイグサ」
「メ(女)マツヨイグサ」
「アレチ(荒れ地)マツヨイグサ」
「ヒルザキツキミソウ」

・・・などなど、類似品、じゃなかった、ご親戚がたっくさん!

見分け方云々は色々あるようですが、

「いいじゃないの、美しければ。
 どれにしようかな~」・・・なんて、

ついつい「移り気」にも、なってしまいますです。
 
「文章協力:中村クーミン メールマガジン
『今日はこの花っ!花ことば366日の世界』
 
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