ジキタリス |
俳画 今日の花「ジギタリス」。花言葉「熱愛」
題字「熱愛」 愛と美の無尽の宝庫也 武者さん
ゴマノハグサ科。一年草・多年草の両方があります。
原産地は、西南ヨーロッパ。
日本には、明治10年代に渡来したとされます。
はじめから、薬用・園芸用両方の用途で使われていたようです。
高さは、1~1,5メートルほど。
花期は、5~7月にかけて。
内側に斑点が入った筒状の花をつけた花穂を、直立させます。
花色は紅紫、白、ピンク、淡い黄色など。
葉を乾燥させて、
強心剤・利尿剤に使われますが、
かなりの「劇薬」で、副作用も甚大。
その名も「ジギトキシン」!
(ちなみにフグの猛毒は「テトロドトキシン」というそうな)
素人は絶対に手が出せません。
(なんだか物騒でんがな)
その危なさ(!?)から、
日本では昭和54年に、薬用としての栽培は行われていません。
「アヘンのケシ」ほどではないにせよ、
相当なおどろおどろしさ、にも見えますが・・・。
健康野菜と言われる「コンフリー」に、
葉がよく似ているところがさらにクセモノ。
間違えて食べしまって、激しい吐き気や不整脈などの中毒症状を起こし、
死に至ってしまった事例もあります。
また、画家ゴッホは、「癲癇(てんかん)の薬として服用していて、
後期の作品によく見られる「全体の黄色っぽさ」は、
副作用で視界が黄色く見えたためだった、という説もあるようです。
・・・なんだか恐ろしさばかり強調してしまったようですが、
専門家の管理下の元で、適切な処方を行えば、
きちんと効果を発揮してくれる薬として役だってくれます。
「熱愛」という花言葉は、
ジギタリスを服用したときの心臓の高鳴りを、
恋のときめきになぞらえたもの、かもしれませんね・・・。
「文章協力:中村クーミン
メールマガジン『今日はこの花っ!花ことば366日の世界』
http://www.mag2.com/m/0000170500.html」
題字「熱愛」 愛と美の無尽の宝庫也 武者さん
ゴマノハグサ科。一年草・多年草の両方があります。
原産地は、西南ヨーロッパ。
日本には、明治10年代に渡来したとされます。
はじめから、薬用・園芸用両方の用途で使われていたようです。
高さは、1~1,5メートルほど。
花期は、5~7月にかけて。
内側に斑点が入った筒状の花をつけた花穂を、直立させます。
花色は紅紫、白、ピンク、淡い黄色など。
葉を乾燥させて、
強心剤・利尿剤に使われますが、
かなりの「劇薬」で、副作用も甚大。
その名も「ジギトキシン」!
(ちなみにフグの猛毒は「テトロドトキシン」というそうな)
素人は絶対に手が出せません。
(なんだか物騒でんがな)
その危なさ(!?)から、
日本では昭和54年に、薬用としての栽培は行われていません。
「アヘンのケシ」ほどではないにせよ、
相当なおどろおどろしさ、にも見えますが・・・。
健康野菜と言われる「コンフリー」に、
葉がよく似ているところがさらにクセモノ。
間違えて食べしまって、激しい吐き気や不整脈などの中毒症状を起こし、
死に至ってしまった事例もあります。
また、画家ゴッホは、「癲癇(てんかん)の薬として服用していて、
後期の作品によく見られる「全体の黄色っぽさ」は、
副作用で視界が黄色く見えたためだった、という説もあるようです。
・・・なんだか恐ろしさばかり強調してしまったようですが、
専門家の管理下の元で、適切な処方を行えば、
きちんと効果を発揮してくれる薬として役だってくれます。
「熱愛」という花言葉は、
ジギタリスを服用したときの心臓の高鳴りを、
恋のときめきになぞらえたもの、かもしれませんね・・・。
「文章協力:中村クーミン
メールマガジン『今日はこの花っ!花ことば366日の世界』
http://www.mag2.com/m/0000170500.html」