損保ジャパン日本興亜美術館の「ターナー」展を見に行った。イギリスを代表する風景画の巨匠であるターナー。18世紀末から19世紀半ばまで活躍した。日本でいえば、江戸時代後半だ。ターナーは学校教育もほとんど受けず、13歳の時、風景画家トーマス・マートンに弟子入りし絵画の基礎を学んだ。当時の「風景画家」は、特定の場所の風景を念入りに再現した「名所絵」を制作していた。1年後、ロイヤル・アカデミー附属美術学校に入学。1797年にはロイヤル・アカデミーに油彩画を初出品。1799年には24歳の若さでロイヤル・アカデミー準会員となり、1802年に27歳の時には同・正会員となった。日本では、なかなかの人気画家で、会場はかなり混んでいた。
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