夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

長城より高い壁地獄…★

2013年10月02日 | 旅行
中国人はティッシュをよく使う。
日本人でもそういう人は多いけれど、ほとんどの中国人が食事の後持参のティッシュで口を拭いている。あたしに1枚くれたりもする。食後のティッシュは必需品なのだ。
なんとなくその理由がわかった。ここの料理は脂っこくて、食べた後口の周りがべたべたになる。だからだ、そうに違いない。
でも汗をティッシュで拭く習慣はちょっとヤダ。スタジオの子達が汗をかいた後、よくティッシュを出してぺたぺた拭いている。あたしに1枚くれたりもする。

連休2日目。ちょっとリンダと喧嘩気味になった。
2人部屋なのに1つしかない机。交代で使おうと言いながら、いつ誰が使うかははっきり決めていなかった。空いていたら使いたいほうが使う、そんな感じだった。
昨日はあたしの方が早く起きたので、朝から使い始めていた。
リンダは図書館に行くのか、9時ころに出かけていった。
彼女は夜になって帰ってきた。

リンダはそのままなんかの寺を見てきたらしい。
今日は1日机を占領したけど、出かけていたならいいか。
「明日の午前中は机を使わせて。午後は出かけるから。」と彼女は言った。

今日午前、リンダのモデムの調子が悪く、セバスチャンが部屋に呼んで、見てもらっていた。
イタリア語でごちゃごちゃしゃべっていて、ベッドの上で勉強しているあたしは集中できない。11時頃早めの昼食をとって、午後を有意義に使うことにした。

昼に軽く昼寝をして午後、勉強していると、1時半頃、リンダが帰ってきた。
「机使ってもいい?」
「え?午後出かけるって言ってたでしょ。」
「午前中モデムを直していて勉強できなかったの。昨日はあなたが机使ったじゃない。」
午後いないって言うからそれに合わせたのに。
自分の都合でコロコロ変えないでほしい。あたしの都合はどうなるの?
言ったところで、彼女の単語力ではあたしの言うことは理解できない。
言葉の壁がこういう時に立ちはだかる。
もやもやしたまま「いいよいいよ」と机を譲った。

悪い子じゃない。考え方が違うんだ。
最初にはっきりさせなかったのが悪かった。
これからは奇数日があたし、偶数日がリンダで机を使うことにした。
消灯時間もはっきりさせたい。

おととい、シャワーを浴びて出てきたら、部屋の電気が消えていた。
リンダが暗闇の中、スマホをいじっている。
「もしまだ寝ないなら、電気つけたいんだけど。ネット見たいの。」
「まぶしいからスタンドの電気を使って。なぜなら、あたしもう寝るから。」
まだ寝ないなら、って最初に言ったじゃん。言葉の壁を理解しつつ、その言い草にいらっとしてしまう。大人げない。
でもいつもより早い時間に、眠いという理由で電気を消されたら、それは困る。
逆に彼女がまだ勉強している時に、あたしが横になって目を瞑っていると、彼女は黙って勉強をやめて電気を消してくれる。

「消灯時間も決めよう。」
「それは毎日変わるでしょ。」
その日の気分に任せて消していると、またおかしなことになる。
「ダメ、トラブルになるよ。」
消灯時間は11時半と決めた。
2人暮らしって面倒…。