ゆっちゃんが宿舎共同の洗濯機で洗濯をし、終わる頃に洗濯物を取りに行くと、その洗濯機は濃くて凛々しい顔をしたマレーシア人の男の子がすでに使っていて、彼が「そこにあるよ」と指差したバケツの中にはゆっちゃんの洗濯物が積まれていたそうな。
「恥ずかしくて顔から火が出た!廊下をあ~って言いながら走ったんだよ!」
かわいそうに。洗濯さえ油断できない。
閲読の成績はひどいけど、精読の単元テストはクラスで1番、97点だった。
少しだけ汚名返上。
昨日の夜は日本語学科の子たちとの交流会「日本語コーナー」。
一人の子が半沢の話をしだすと、すぐさま盛り上がった。
「境雅人大好き!」
「倍返しだ!いや、100倍返しだ!」
大人気。
「境雅人はこの大学に来たことがあります。」
へえ~。
アニメの話をしていた時の、ある女の子が覚えていたセリフが笑えた。
「ちびまる子ちゃん、始まるよ!」
日本語コーナーを終えて帰ってきた後、あたしに告白してきた男の子の部屋に行って、話し合った。
相当あたしのことを好きみたいで、情熱的な言葉1つ1つに揺らいだし、純粋な気持ちはすごくうれしかったけれど、「ごめん」と断った。
落ち込む彼を見て、自分が今までどれだけ軽率な行為をしてきたか反省。
「くよくよすんなよ~。若くてかわいい子見つけりゃいいじゃん。ほら、こういう経験を重ねて男は強くなるんだよ。経験経験!」
「……なんだこの状態」
夜中3時まであたしは彼を慰めていた。
「恥ずかしくて顔から火が出た!廊下をあ~って言いながら走ったんだよ!」
かわいそうに。洗濯さえ油断できない。
閲読の成績はひどいけど、精読の単元テストはクラスで1番、97点だった。
少しだけ汚名返上。
昨日の夜は日本語学科の子たちとの交流会「日本語コーナー」。
一人の子が半沢の話をしだすと、すぐさま盛り上がった。
「境雅人大好き!」
「倍返しだ!いや、100倍返しだ!」
大人気。
「境雅人はこの大学に来たことがあります。」
へえ~。
アニメの話をしていた時の、ある女の子が覚えていたセリフが笑えた。
「ちびまる子ちゃん、始まるよ!」
日本語コーナーを終えて帰ってきた後、あたしに告白してきた男の子の部屋に行って、話し合った。
相当あたしのことを好きみたいで、情熱的な言葉1つ1つに揺らいだし、純粋な気持ちはすごくうれしかったけれど、「ごめん」と断った。
落ち込む彼を見て、自分が今までどれだけ軽率な行為をしてきたか反省。
「くよくよすんなよ~。若くてかわいい子見つけりゃいいじゃん。ほら、こういう経験を重ねて男は強くなるんだよ。経験経験!」
「……なんだこの状態」
夜中3時まであたしは彼を慰めていた。