ニャヤヨはじいさんだ。
まだ一応20代のくせに、11時に寝たりする。
ご高齢の日本人の方々にえらく信用されている。
「今度の日本人会出席できなくなったので……」
「これ、日本から持ってきたの。良かったら……」
「ちょっと教えてほしいんだけど……」
昼休み、ニャヤヨの部屋に30分滞在しただけで3人の方がニャヤヨを訪ねてきた。
それらに対応する姿は自治会長にしか見えない。
ニャヤヨは女子でもあった。
今日からニャヤヨとゆっちゃんとイシダとハルちゃんが山西省に旅行に出かけた。
誘われなかったわけではない。2度行った場所だったし、奨学金生として授業を休みたくなかったから、あたしは土曜から平遥で合流することにした。
今週中彼らは不在。あたしはその間ニャヤヨの部屋のバスタブを使う権利を得た。
「入浴剤使っていいですよ。」
その引き出しの中には各種名湯の入浴剤の他に、ラベンダー。イランイラン等、5,6種類のアロマオイルが…。
「女子か!」
「よく言われます。」
何がしたいのかよくわからん。
一人なのを哀れんでか、中国人学生レンちゃんが食堂での夕飯に誘ってくれた。
彼は弟キャラ。「かわいいかわいい」とゆっちゃんが大変気に入っているけれど、完全にあたしに懐いている。
メールをよくくれるし、日本語コーナーでは大体あたしの近くに来る。
「彼、ホントにあなたのこと好きだよね。」ゆっちゃんも羨ましそうに認める。
これもモテキ?
いやいや、気軽に誘ってくれる男の子がいるって、ステキ。
まだ一応20代のくせに、11時に寝たりする。
ご高齢の日本人の方々にえらく信用されている。
「今度の日本人会出席できなくなったので……」
「これ、日本から持ってきたの。良かったら……」
「ちょっと教えてほしいんだけど……」
昼休み、ニャヤヨの部屋に30分滞在しただけで3人の方がニャヤヨを訪ねてきた。
それらに対応する姿は自治会長にしか見えない。
ニャヤヨは女子でもあった。
今日からニャヤヨとゆっちゃんとイシダとハルちゃんが山西省に旅行に出かけた。
誘われなかったわけではない。2度行った場所だったし、奨学金生として授業を休みたくなかったから、あたしは土曜から平遥で合流することにした。
今週中彼らは不在。あたしはその間ニャヤヨの部屋のバスタブを使う権利を得た。
「入浴剤使っていいですよ。」
その引き出しの中には各種名湯の入浴剤の他に、ラベンダー。イランイラン等、5,6種類のアロマオイルが…。
「女子か!」
「よく言われます。」
何がしたいのかよくわからん。
一人なのを哀れんでか、中国人学生レンちゃんが食堂での夕飯に誘ってくれた。
彼は弟キャラ。「かわいいかわいい」とゆっちゃんが大変気に入っているけれど、完全にあたしに懐いている。
メールをよくくれるし、日本語コーナーでは大体あたしの近くに来る。
「彼、ホントにあなたのこと好きだよね。」ゆっちゃんも羨ましそうに認める。
これもモテキ?
いやいや、気軽に誘ってくれる男の子がいるって、ステキ。