【ラジオ】42年目のリベンジ

この所かかりきりだったFT-107のレストアは故障したIFユニット内のパーツを交換してみるつもりでしたが，たまたまヤフオクで該当ユニットが2ｋ円で出品されていたのを購入して差し替えたところあっさり回復してしまいました．
ハイっ．邪道です(^^ゞ

写真下側のラジオは今日届いたｍｔ管5球スーパー「リンカーン」です．内尾さんのＨＰ「ラジオ工房」によると型番は５Ｍ－１１１型との事です．ごらんのとおり「かなりやＱ」に比べてかなり大型なのはトランス式のためです．
ただでさえジャンクや古い無線機だらけのシャックで真空管ラジオは食傷気味なのにまた一台増やしてしまいました．骨董品としての人気はさほど高くありませんが実はこのラジオ，ワタシが小学校6年生の時に受けたラジオ技術の通信教育で実習教材として販売されていたものなのです．なけなしの小遣いで受講を始めた田舎の小学生にとっては実機の購入はとても叶わないお話しで，教材に同封されたこのラジオのカタログを指を銜えて眺めるしかありませんでした．ところがあれから42年！　何故かこのところオークションに3台たて続けに出品があり，懐ぐあいと相談の上，今日やっと入手することができました．出品者によると，不動作品との事ですがワタシにとっては実用性よりはケースや内部パーツのコンディションの方がはるかに大事でした．今度の休日には小学生のときに入手できなかった憧れのラジオに心ゆくまで触れて見ようと思います．