残照亭の日日

残り少ない日々、自分の日常や古い話などを時々書きます。
故「藤沢周平」のファン。思い出の作品などを書いてます。

増える薬、減る貯金

2024-02-27 | 日記

毎朝「七種9粒」の薬と、目薬を一滴

夕方「三種3粒」の薬と、目薬を一滴

三週間に一本の「自家注射」

三か月に一回病院に行って、経過検査と「皮下注射」

医師「数値が悪く成れば、抗がん剤を服用するようになります」

二か月ごとに「歯科検診」と「眼科検診」

一年に一回「胃カメラ」

いつの間にか、医者通いが身についてしまった

免許返納すると、一番の心配がこの医者通いだ

今はどこに行くのも車だが、タクシーになると一番遠い病院は

往復一万は軽く超えるだろう。三か月ごとの病院代と合わせると

多分5万円ほどの支出になる・・・痛いな~

それはそれとして、後期高齢者になって数年、年年歳歳友の数が減る

入院・・死去、認知症・・忘れられた、出不精・・集まりに来ない、など

貯金が減るのは、お金だけではない

"人"が減っていくのが、寂しい

"24時間闘いますか" "腕白でも良い。逞しく育って欲しい"の世代だ

一緒に闘った仲間が、まるで櫛の歯が落ちるように(古い表現だナ)減っている

生き残っている仲間も、満身創痍で過ごしている

それでも何かの折集まれば「俺たちの時代は良かった」と語り合う

同世代で同じ釜の飯、とはよく言ったものだな~・・