残照亭の日日

残り少ない日々、自分の日常や古い話などを時々書きます。
故「藤沢周平」のファン。思い出の作品などを書いてます。

「バレンタインデー」の思い出

2024-02-06 | 日記

なにやら「チョコ」のチラシが目につく

「バレンタインデー」商戦のようだ

これは、日本独自のお祭り(?)らしい。欧米にはほとんどないそうだ。

日本で流行ったのは、昭和50年頃かららしく、お菓子メーカーの戦略

今では大分変わってきて「本を贈る」とか「自分に豪華な贈り物する」

など、「義理チョコ」なるものも市民権を得ている

 

30代前半の頃、保険のおばちゃん(現在は禁止用語)が「義理チョコ」を

配って、職場内を闊歩していた

その頃は、職場内に入ってきて良い時代だった

各種保険の相談が仕事中に公然と行われ、黙認されていたのだ

社員福祉の一環と考えられていたらしい

それが、職場内では昼休みだけ許可になり、いつの間にか

職場内への出入りが禁止となった

経緯はよくわからないが、どうも「担当内連絡先名簿の流出」や

分厚い「社員名簿」の流失が有った、という噂が流れた

一部には、開発中の情報が知られた・・とか

危機管理意識の低かった頃の出来事である

その後まもなく「自社のエレベータ内で有っても、仕事の話をするな」

「喫茶店での打ち合わせは禁止」・・、

この頃は打ち合わせを行きつけの「喫茶店」でするのは、普通だった

 

保険屋さんの配る「チョコ」がなくなって、私の「バレンタインデー」は

長い事なくなった

妻から貰ったのさえ、覚えていない

妻「何言ってんのよ。毎年あげてたでしょッ」

私「それ、いつ頃の話」

妻「ん・・・、」・・、思い出せないほど大昔なのだ