子供の自死事案の「第三者委員会調査報告」の多くが、
遺書があっても「いじめが原因で自死した」と結論付ける報告書は
ほとんど、ない
ご遺族にしたら、もっとハッキリと「いじめによる自死である」と
結論付けて欲しいと願うのは当然だろう
ご遺族が「再調査を要望」するのも、最もなことであると思う
「いじめ事案の場合、学校側は「いじめは有ったが和解していた」
「本人は、思春期鬱だった」などと、言って「いじめによる自死」
ではないと主張することが多い
とりわけ「思春期鬱」や「病院に通っていたのだから、うつ病だろ」
などと、"いじめ"ではない事を強調したがるのである
最近は少なくなったのではないかと思うが、「いじめを訴える生徒」
の保護者に「心療内科を勧める」、学校対応が見られた
教育委員会の指導もあったようだ
これは、明らかに「万一の時に、病院にかかっていた」という
証拠づくりではないかと思われる
なかには『家庭に問題の多くが有ったのではないか』と
責任をすり替えるような主張も見られる。情けない
「第三者委員会」には、必ずと言っていいほど「弁護士」が入る
弁護士は証拠主義(多分)なので、「いじめが原因でなくなった」とは
主張しない事が多い
答申を書く時、他の委員が強く「いじめが原因」と主張しても、
答申は、原則全員一致が前提だから、どこかで妥協の表現になるのだろう
結果「・・いじめ認定も原因は特定できず」という表記になるのだろう
ちなみに「教員は手厚く保護されている」と感じる
企業なら「退職」になるケースでも「教員の退職」は、ほとんど見られないのだ