残照亭の日日

残り少ない日々、自分の日常や古い話などを時々書きます。
故「藤沢周平」のファン。思い出の作品などを書いてます。

記事から「高2男子自死、いじめ認定も原因は特定できず」

2024-02-21 | 日記

子供の自死事案の「第三者委員会調査報告」の多くが、

遺書があっても「いじめが原因で自死した」と結論付ける報告書は

ほとんど、ない

ご遺族にしたら、もっとハッキリと「いじめによる自死である」と

結論付けて欲しいと願うのは当然だろう

ご遺族が「再調査を要望」するのも、最もなことであると思う

「いじめ事案の場合、学校側は「いじめは有ったが和解していた」

「本人は、思春期鬱だった」などと、言って「いじめによる自死」

ではないと主張することが多い

とりわけ「思春期鬱」や「病院に通っていたのだから、うつ病だろ」

などと、"いじめ"ではない事を強調したがるのである

最近は少なくなったのではないかと思うが、「いじめを訴える生徒」

の保護者に「心療内科を勧める」、学校対応が見られた

教育委員会の指導もあったようだ

これは、明らかに「万一の時に、病院にかかっていた」という

証拠づくりではないかと思われる

なかには『家庭に問題の多くが有ったのではないか』と

責任をすり替えるような主張も見られる。情けない

「第三者委員会」には、必ずと言っていいほど「弁護士」が入る

弁護士は証拠主義(多分)なので、「いじめが原因でなくなった」とは

主張しない事が多い

答申を書く時、他の委員が強く「いじめが原因」と主張しても、

答申は、原則全員一致が前提だから、どこかで妥協の表現になるのだろう

結果「・・いじめ認定も原因は特定できず」という表記になるのだろう

 

ちなみに「教員は手厚く保護されている」と感じる

企業なら「退職」になるケースでも「教員の退職」は、ほとんど見られないのだ