残照亭の日日

残り少ない日々、自分の日常や古い話などを時々書きます。
故「藤沢周平」のファン。思い出の作品などを書いてます。

夏~

2024-09-15 | 日記

暦の上でも、気分的にも、地球的にも・・・

秋のはずなのに、なんだこの暑さは、いつだったか氷河期に向かってる、つて

話も聞いたような気がするけど、冗談じゃない

日本の情緒的"秋"は何所へ行った~・・・

"月さびよ 明智の妻の 話せん"(芭蕉)

芭蕉さんも、こんなに暑けれゃ、わびさびなんて言ってられないよネ

我が家の妻なんざ、クーラーの下で"とど"してるし

心太だって、ぬるいし、第一こりゃ夏の食べもんだろッ

朝の散歩もあまりの暑さに「涼しくなるまで休も」が、ず~っと

休みっぱなしだし・・・

これじゃ"秋の夜長" "読書の秋" なんてのを飛ばして・・将軍か~🤣


慰問

2024-09-14 | 日記

知人の腹話術師に誘われ、高齢者施設への慰問参加

報酬は、ペットボトル一本だけ

こっちも勉強の場を提供して頂いているのだから、有り難い

参加者(聴衆)は、80代後半から90代

今回で三度目の私も、少し要領を分かって来た

いわゆる"まくら"の部分で、くすぐりを入れ反応を見て

話す内容や速さを、聴いてる人たちに合わせる

聴いてる人は、もうすぐ私が到達するであろう年齢の方たち

もしかしたら、同い年の方もいるかも知れないナ

「皆さんと年齢が近いので、今日は同窓会かクラス会気分ですヨ」と

振ってみた・・・、一斉に表情がなごむ

"道ですれ違う町内の住人の会話の場面を、「講談」「落語」「浪曲」で

演じ分けて見せた"・・・思った以上に、受けた。

今度から使いそうだ

持ち時間は15分と短いが、こっちも緊張しながら楽しめた

施設側から「またぜひお願いします」と言われたそうだ

帰り際、入所者(聴き手)の数人が見送りに出てくれ「楽しかった」と

何度も言ってくれた

こんな駆け出しの素人芸に喜んでもらえるとは、"頑張る力"になった

少し、練習量を増やそうかな・・・、と帰り道、心地よく思った日だ


辞書

2024-09-13 | 日記

昔から、"言葉"については、出来るだけ「辞書」を引くようにしていた

だからという訳でもないが、数冊の国語辞典が置いてある

だが、問題は老眼だ

細かい字が見えにくい、かすみ目も出て来たようだ

眼科チェックでは、左右1.0が普通なのに、以前の1.0よりは見えにくい

老眼鏡の替え時なのだろうか

文庫本を読まなくなったのは、文字が見えづらくなったからだ

同様に"辞書"を引く回数もメッキリと減った

新聞も、明るい所に広げて読むようになった

なにより「広辞苑」や「ことわざ大辞典」を、重くなったと感じている

重さが変わったのではなく、こちらの腕力が落ちている

素直に認めたくはないが、現実は正直だナ~

電子辞書も手元に置いているが、本の辞書が好きなのだ

 

さて、秋の夜長、読書の秋・・、なんだか遠くに感じられるナ~


α(アルファ)世代

2024-09-12 | 日記

私の居回りの人々は、ほぼ団塊の世代組が多い

いわゆる(1947~1949)産まれだ。世に言う"戦後のベビーブーム"である

共にいると、話す内容も行動の傾向も、ほぼほぼ一緒・・、安心感がある

過日、ℤ世代(1995~2015)、パソコンやスマホが普及してからの世代

その連中と一緒に話す機会が有った

いやはや、時代がこうも違うのかと痛感した

使ってる言葉(短縮形)や、芸能人(もはや死語か)の名前がまるで理解出来ないのだ

着ているもの、化粧する男ども、などなど

それ以前の、Y世代(1980~1990前半)、2000年紀に社会に出た50代でさえ

話が合わなかった、というのに、こりゃあどういうことだ

2010年生まれ~を、アルファ世代と呼ぶらしいが、とても同じ言語を

話してるとは思いないナ~

大体、ゼットもアルファも、スマホと睨めっこだから、日本語話してないもん

わしゃあ、やっぱり昭和の段階組かそれ以前と付き合いやすいわ

せいぜい、新人類と呼ばれた✖世代(1960,年代生まれ)までが、理解できるかな~

老兵は去るのみ、って言葉もあったナ~


2024-09-11 | 日記

先日(日曜日)の町内にある"神社"のおまつり

神主さんが一緒に回り、町内の各戸を訪問して、寄付を頂くのだが、

午前四班、午後五班に分かれて担当地域を回る

つまり、神主さんが何人も居る・・、ンンンッ

しかも午前午後と別々の神主だという

という事は、祝詞を述べる神主を入れて、10人もいることになる

こんな小さな神社に、10人も居るの?

で、私たちと一緒に回った神主さんに聞いてみたら

「本職は、一人だけで、他の人は町内会の人が、委嘱されて一時的に就任」

するんだって・・・、なぁんだそうか

だけど、この方いわゆる古老なかたで、道々、町内の歴史を語るかたる

曰く「ここの道路の下は○○掘りで、一番最初の小学校は、ここに在った」

曰く「Aさんの土地は、ここからあそこまでだったけど、相続の時物納した」

・・戦前は、この先に殿様の屋敷が有って住んでいた、などなど

いやぁ~、戸別へのお払いの項かはどれほどのものか知らないが、

個人的には"生き神"様だと思ったね

生きてる間に、誰か纏めて置かないと、忘れられてしまうんじゃないか~・・