Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

土曜のレース展望の続き

2023-02-09 | 予想

 今週のレースから西は阪神に替わるのに、中京で続くものと勘違いしてブログを書いていて、すみませんでした。失笑ものですが、春開催は、頭の中に東京-京都、中山-阪神のセットがあるので、東が中山にならないと西も替わらないように勝手に思っていました。これだと、阪神は変則のロング開催で4月まで進むことになるので、後半などは特に芝の具合が気になりますね。桜花賞もありますし、関係者は馬場の管理に神経を使いそうです。

 さて、今日は昨日の土曜のレース検討の続きです。もちろん狙いはメインレースですが、その前に組まれたレースも、馬場が悪いとなると馬券的におもしろいと思っています。

 まず阪神10R但馬S。3勝クラスの芝2000mですが、これは好メンバーがそろいました。

但馬ステークス【2023年2月11日阪神10R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

前走2着の4歳ゼッフィーロや5歳ノースザワールドが人気になりそうですが、ここは重馬場でも走ってくれそうな3頭に注目しています。まず、4歳のリューベック。出世が遅れている実力馬ですが、昨年のGⅡニュージーランドトロフィーでは、ジャングロ、マテンロウオリオンに次ぐ3着に粘り、それから9ヶ月の休み明けとなった前走は、雨の重馬場・小倉の壇之浦S芝1800で2着に好走しました。ハービンジャーの産駒でもあり、水が浮くような不良馬場でなければ、ここは狙いです(たぶん人気にもなるでしょう)。それから、5歳のアナゴサン。重馬場は3戦して1着・2着・4着と苦にしません。上の壇之浦Sではリューベックに遅れをとりましたが、2番人気4着なら許容範囲でしょう。1・2番人気に推されると勝てない馬なので、リューベックが人気になるなら、こちらの方に逆転の目がありそうです。あともう一頭、4歳牝馬のオンリーオピニオン。重馬場の好走歴があるわけではありませんが、函館で連勝しているので、ダートの血脈が今回の道悪でプラスに出ないかと期待しています。昇級初戦となった前走初富士Sでは6番人気14着と大負けしたので、たぶん人気が下がるでしょう。メンバーが重厚な中、穴を開けるのはなかなか厳しいかもしれませんが、一発に期待しています。

 次に東京10R雲雀S。3勝クラスの芝1400ハンデ戦ですが、これは本命馬不在の大混戦です。

雲雀ステークス【2023年2月11日東京10R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

現級の馬たちがあまりあてにならないので、昇級初戦の4歳馬の中から人気馬が出るかもしれませんが、そこはハンデ戦ですので、ハンデキャッパーが想定する実力を気にしつつも、重量の比較的軽い馬から狙いを立てたいところです。ここは人気になってしまうかもしれませんが、東京の重馬場で好走歴があり、前走でカワキタレブリー(NHKマイルC3着)に勝っている55㌔の4歳牝馬シュヴェルトライテを中心視しています。ひょっとしたら去年のこのレースを勝ったララクリスティーヌ(スワンSでダイアトニックの2着)級の実力馬かもしれません。しかし、もし、そのレベルの4歳馬がいないのであれば、去年のレースで1番人気に推されて4着に敗れたランドオブリバティ(5歳 56㌔)の雪辱もあるのではと思います。重馬場が得意な馬とまでは思いませんが、ディープインパクトの産駒は意外に重馬場で走っている印象があります。大穴は、GⅠの桜花賞やNHKマイルの出走歴があり、前走では、マッドクール(この前のシルクロードSで3着)が勝った知立Sで6着となり、やや復活の気配が出てきた54㌔のフォラブリューテでしょうか。

 今日の午後には枠順・馬番が決まるので楽しみです。明日は土日の重賞レースに出走する馬たちの調教の具合を知らせてくれる各種記事を読んだ(視聴した)、寸評をまとめたいと思います。フェブラリーSの有力馬の1頭だったギルデッドミラーが骨折引退と知って驚いています。

 今日もお読みいただきありがとうございました。土日はがんばりましょう。

 

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