「恒例」ということもないですが、金曜は重賞レースに出走する馬たちの追い切りの情報を集めて寸評にまとめています。私自身には馬の調子を見極める眼力はないと思っているので、これは「他力本願」で人頼りですが、先週はめでたく、以下のように推奨（太字）の3頭のうち2頭が1・2着となりまして、今週も是非にあやかりたいものだと思っています。
＜東京・東京新聞杯＞
〇ウインカーネリアン：好調教連発で上昇。波乱の目となる資格十分。⇒1着
〇ショウナンマグマ：気合い乗りがよく好調。レースで楽に先行できるようだと怖い。⇒16着！
〇ナミュール：調教タイムもよく好調。休み明けの方がむしろ走るタイプかもしれない。⇒2着
〇プレサージュリフト：前走京都金杯3着の調子をキープ。東京コースで2勝しており軽視禁物。⇒3着
では、共同通信杯に出走予定馬の追い切り情報です。いつものように出典は省きます。
＜東京・共同通信杯＞
〇ウィンオーディン：順調に調教を重ねているが、まだ休み明けの不安を拭える勢いはない。叩いてからか。
〇キョウエイブリッサ：前走朝日杯4着はフロックではなさそう。調子はよく、連絡みの資格は十分ある。
〇コレペティトール：調教タイムもよく、調子は上がり目。人気馬たちに一泡吹かせるだけの出来にある。
〇シュタールヴィント：坂路調教で好タイムを出し、順調。勝つまではどうかだが、連絡みはあるかも。
〇シルバースペード：出来はまずまずだが、人気馬たちにどこまで迫れるか。
〇シーズンリッチ：イルーシヴパンサー相手にハードに追われ、調子は良好。こちらも連絡みくらいは。
〇タスティエーラ：脚力断然の追い切りを見せ、能力を誇示。去年の勝馬ダノンベルーガを想起させる。
〇タッチウッド：大型馬で迫力のある追い切り。調子はよいが、前走楽勝して臨む一戦だけに、果たして。
〇ダノンザタイガー：極めて順調。op馬相手の追い切りにも余裕の手応え。堅い連候補の評価。
〇ファントムシーフ：2週続けてCWコースしまい11秒台は好調の証し。主役をはれる実力馬だが、まだ先を見ながらのつくりにしている可能性もある。
〇レイベリング：手応えよく抜群の動きを見せ好調。前走の朝日杯3着くらいの出来にはある。
〇ロードプレイヤー：一連の出来はキープしている。早い上がり脚を使えるだけに穴中の穴的存在。
ついでに土曜の東京11ＲクィーンＣの方も馬名だけ挙げておきます。みなさんから調教具合を高く評価されて推されているのは、イングランドアイズやリックスターでしたが、当日予想される重馬場込みで評価すると、ブラウンウェーブやウヴァロヴァイトの突っ込みに要警戒というところでしょうか。人気になってしかるべきドゥアイズやモリアーナなどの名前が挙がりませんでした。例年1・2番人気が強く、だいたい波乱も少なく推移してきたレースですが、今年はもしかしたら荒れるのでしょうか。
今日の雨や雪が馬場にどう影響するか、気になりますが、今週末もがんばりましょう。
