Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

2月18日 ダイヤモンドSの回顧と反省

2023-02-18 | 競馬日記

 阪神・小倉は少し雨も降ったようですが、東京は好天に恵まれて暖かな一日となりました。今日の狙いのレースを振り返ります。

 まずダイヤモンドSの予想から。今日の東京は258枠が強めに出ている日で、1~3番人気枠が強く、4~6番人気の中位人気枠よりも、7・8番人気枠がよく出る波乱含みの展開となっていました。朝の予想では、5枠のヴェローチェオロを狙い馬に挙げましたが、朝から時間がたつほどに、同馬の単勝人気と5枠自体の人気がともに下がり続けていて、これには、いいぞ、いいぞと思うより、嫌な感じの方が強くなりました。そこで無理!をせず、軸馬は2枠のミクソロジー(2番人気)に乗り換え、ヒモあれを警戒するスタンスに変更しました。ここまではよかったのですが、相手としてどの人気薄の馬をもってくるかでヘマをしてしまいました。今日の東京の「渡り(三連複万馬券を演出した最低人気の動き)」は 、4Rが9番人気、5Rが10番人気、ちょっと間が空いて、9Rで7番人気でした。結果的には奇数で押すべきところでしたが、奇数人気の系から複数人気の系に戻る可能性もあったので、トーセンカンビーナ(10番人気)、ベスビアナイト(11番人気)、トラストケンシン(12番人気)、キスラー(16番人気←買った時点では15番人気)と方向の定まらない買い方をしてしまったことが失敗の原因です。2着のヒュミドール13番人気)がまんまと抜けてしまいました。

 レースはシルブロンとミクソロジーの人気両馬が道中中団で脚をため、直線に入ると抜け出して馬場の中央で叩き合いとなりましたが、一頭だけスルスルと内を抜けて粘り通したのがヒュミドールでした。あとで気づいてみれば、同馬は2年前のこのレースの5着馬ですから、距離経験のない馬を相手に選ぶより、よほど信頼に値します。朝の段階の軸馬を変更するなら、相手候補も選び直してよかったはずですが、感度が悪かったというか、痛恨のミスです。1・2番人気馬が絡んでいるのに、三連複17,300円、三連単121,000円と意外な高配当でしたので、これは残念無念です。それにしても、勝ったミクソロジーに乗った西村騎手は、ルメールさんと比べると、軸にして大丈夫かどうか、正直なところ一抹の不安があったのですが、最近の勝利数が実力の証であることを示す見事な騎乗ぶりでした。

 もうひとつ、阪神11Rの京都牝馬Sにも短く触れておきます。当初、このレースはもっと乱戦模様で、万馬券になるのはこちらだと思っていましたが、結果は2・1・3番人気の平穏決着となりました。馬券は朝の予想どおり、ララクリスティーヌ(2番人気)から買いましたが、朝に4番人気馬が「鬼門」と書いたとおり、4番人気の馬は切るつもりでしたので、ウォーターナビレラとロータスランドのどちらが4番人気になるのか注目していましたが、15:00くらいの時点では、まだロータスランドが4番人気でした。ところが、前の10Rで3着に8番の馬が入って、ロータスランドの馬番である18番と1の位が同じ数字で「±10」で響き合っている感じがしたので、怖くなって切るのをやめました。結果、この予感が的中し、同馬は鞍上の岩田得意の内をつく作戦が功を奏して3着に入ってきました。人気馬同士の決着だけに、配当はたいしたことがありませんでしたが、ここを外さなかったのは、気持ちの上でよかったと思います。続く阪神・東京の12Rの馬券を拾えてプラスにできましたから。

 ということで、今日の狙いのレースは1勝1敗でしたが、配当の高い方を当てないとモヤモヤ感が残りますので、明日は何とかしたいと思っています。みなさんはどうだったでしょうか。

 明朝はフェブラリーSと小倉大賞典を展望してみます。今日もお読みいただきありがとうございました。明日もまたがんばりましょう。

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本日の狙い ダイヤモンドS・京都牝馬S

2023-02-18 | 予想

 日が伸びて暖かい日が多くなってきましたが、スギ花粉が飛んでいるみたいで、くしゃみが出ますねぇ。これだからこの季節は困ります。めげずに大胆予想で高配当といきたいものです。

 では今日のメインレースの予想です。表題の順番とは逆になりますが、発送順にしたがって、まずは阪神11Rの京都牝馬Sから。今朝のオッズにしたがって、枠の人気と狙い馬を見ていきます(〇数字は単勝人気順、太字は調教で好調が伝えられるお勧め馬です)。

・1番人気枠=7枠  ウィンシャーロット①  ミスニューヨーク⑦   ルチェカリーナ

・2番人気枠=8枠  ロータスランド④    ウォーターナビレラ③  スカイグルーヴ⑫

・3番人気枠=3枠  ララクリスティーヌ②  ルピナスリード⑥

・4番人気枠=4枠              ヒメノカリス

・5番人気枠=1枠  サブライムアンセム⑤  ディヴィーナ⑩ 

・6番人気枠=6枠

・7番人気枠=5枠

・8番人気枠=2枠

 147枠が5番人気以内に収まっています。例の「経験則」によるなら、最も人気のない1枠に入ったサブライムアンセム⑤とディヴィーナ⑩の両馬がこちらを見てウィンクしている感じがしますが(笑)、ここはどうしたものでしょうか。今の時点では3枠5番ララクリスティーヌ(2番人気)から入りたいと思っていますが、もし今日の阪神が147枠が強く出る日であれば、「お誘い」に乗って人気薄の1枠から入りよりも、7枠のウラ人気馬、15番ルチェカリーナ(8番人気)から狙ってみる方がおもしろいと思っています。相手は手広く押さえて、万馬券狙いです。蛇足を付け加えると、阪神は先週日曜の11・12Rで連続して4番人気馬が連絡みしているので、確率的に、このレースでは、4番人気が「鬼門」になるかも知れません。今のところ該当するのは、ロータスランドかウォーターナビレラでしょうか。目数が増えたら大胆に切るのも一考と思います。

 つづいて、東京11RダイヤモンドSです。

・1番人気枠=1枠  シルブロン②      キスラー⑮   

・2番人気枠=2枠  ミクソロジー①     トラストケンシン⑫

・3番人気枠=6枠  スタッドリー③     マリノアズラ

・4番人気枠=8枠              ベスビアナイト⑪

・5番人気枠=7枠  トーセンカンビーナ⑤   

・6番人気枠=5枠  ヴェローチェオロ

・7番人気枠=4枠  レクセランス⑦

・8番人気枠=3枠

 ステイヤーズSに次ぐ長距離レースで、血統がものをいいそうですが、鞍上の巧拙も問われます。1番人気馬にルメールさんが乗るシルブロンが推されているのもそういうことだと思います。実績的には、去年天皇賞・春を走った(10着)格上で、去年のこのレースで3着のトーセンカンビーナ(5番人気)を狙いたいところですが、今朝の段階では、あえて去年5着であまり人気のない5枠9番ヴェローチェオロ(8番人気)の方を推しておきます(web上の追い切りの様子を伝える諸記事では好調が伝えられていました)。ハンデ戦でもありますので、相手は軽ハンデの人気薄を手広く狙いたいと思います。

 一頭、3番人気のスタッドリーについて。この馬には、明日のフェブラリーSでシャールズスパイトに騎乗するモレイラさんが乗ります。この方は香港では「雷神」と呼ばれているようですが、2018年に来日したときには、リスグラシューでエリザベス女王杯を制するなど、日本の競馬でも勝ちまくっていた記憶がまだ鮮明です。残念ながら、股関節の治療のため今年限りで引退するとのこと(よほど悪化しているのでしょうか)。今回の騎乗が日本で見る最後の勇姿になるかも知れませんので、よく見ておこうと思いますが、騎乗するスタッドリー(父ハービンジャー)は、個人的に、日本の3000m以上の芝レースで好走する血統の馬というイメージはありません。そんな疑念を覆す騎乗を見せるかもしれませんが、人気になるようなら切ってもよいかなと考えています。

モレイラ騎手、2023年に世界各地で騎乗したあとに引退(香港)[その他] - 海外競馬ニュース(2022/11/30)【その他】 | 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル (jairs.jp)

 先月28日から始まった東京開催のメインレースはここまで6レース行われて、荒れたのは2月4日(土)、単勝1.7倍だったサンストックトンがまさかの8着に敗れた早春Sくらいですので、そろそろ人気馬が飛びそうな予感もあります(早春Sもハンデ戦でしたし)。

 みなさんの好配当・高配当を祈ります。今日もまたがんばっていきましょう。 

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