Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

2月26日 狙いのレースの回顧と反省

2023-02-26 | 競馬日記

 朝のブログを参考にしていただいた方々には申し訳なかったのですが、今日の朝予想自体は完全な空振りでした。本当にすいません。でも、個人的に中山は獲れたので、有り難かったです。

 まず、阪神10RマーガレットSです。この日の阪神は、6Rまで平穏で、7Rから急に荒れ始めました。このまま10Rも荒れそうな雰囲気が漂ってきたので、もしかしたら、単勝人気1.3倍のビッグシーザーがコケるのではと期待してしまいました。枠人気は、朝から変わらず147枠が5番人気以内に収まっていたので、馬券は147枠のうち最低人気(4番人気)枠の1枠トールキンから入ることにしましたが、これがまったく冴えませんでした。鞍上の岩田騎手としては、得意の内差しを狙って、馬を我慢させるつもりだったのでしょうが、道中、クビというよりアゴがあがるほど制御しなければならず、ブレーキがかかってしまって、これはアカンなと思ってレースを眺めていました。結局、同馬は直線の叩き合いに参加することもできず、勝ったビッグシーザーから1.3秒も離された6着に終わりました。

 いや~な感じをもちながら、次の11R阪急杯を迎えました。ここはグレナディアガーズが単勝1.7倍で、普通に走れば負けられないところでしたので、これも朝の予想どおりに同馬を軸に据えましたが、終わってみれば、まるでグレナ一頭だけハンデ60㌔を背負わされたかのような伸びのなさで、体調でも悪かったのだろうかと思える凡走の7着でした。それで思い出しましたが、火曜の当ブログで書いたように、宮田式バイオリズム論だと、グレナの戦績3・3・2・4は3+3=2+4で完結していて、今回はダメな回でした。おまけにGⅠ前の余裕残しの仕上がりだったとすれば(わかりませんが、…と想像できれば)、危ない1番人気馬だったと、今さらながらの振り返りをしています。ラジオの解説では、永井晴二さんが「この馬は外国人騎手が乗らないとダメなのでは」と言っていましたが、確かにそんな気がする馬です。次走で同馬がGⅠ高松宮記念を走ることになるのか、また、誰が跨がるのかわかりませんが、個人的には出走させない方がいいような感じがしてきました。

 狙いのレースで連敗してがっくりきましたが、内心「本丸」は中山11R中山記念と決めていたので、ここは何としても獲るぞと、力が入りました。朝の予想では、ここも147の三枠とも枠人気で5番人気以内でしたので、最低人気の1枠ダノンザキッドを推奨しましたし、当初は同馬を軸馬にするつもりでした。ところが、今日の中山の一日の枠の出目の流れを読むと、どう考えても147枠が強い日とは言えず、258枠の方が強く出ているのです。もちろん阪神を2つ外さなかったら、変更などせずに、朝の予想どおり強気でいけたと思いますが、連敗ムードを払拭するためにも、ここは上位の147枠狙いをやめて、思い切って258枠から軸馬を決めようと方針転換しました。そこで、白羽の矢を立てたのが、8枠13番のラーグルフです。8番人気の低評価でしたが、追い切りが良好と伝えられていましたし、このレースと相性のいい中山金杯の勝ち馬で、4歳馬であることが条件的にピッタリと思えました。

 レースは、ドーブネが先行し、4角までは人気馬たちが互いの様子を伺う展開でした。ドーブネの鞍上は武でしたが、最近乗れているので、これも怖い一頭だと思っていましたが、結局最後まで粘り通して3着に残りました。勝ったのはヒシイグアス(5番人気)で、馬体重14㌔増、去年の宝塚記念以来のレースは、まだ仕上がり途上を思わせましたが、決してスムーズではなかった直線で抜け出してからの脚は、さすがにGⅠ2着の貫禄を示すものでした。私が変更して狙ったラーグルフは4角では大外を進んだので、差しが届くかどうか厳しいのではと思って見ていたら、すごい脚で突っ込んできて、正直なところ、驚きの2着となり、馬連5,340円、三連複は20,170円もついて、痛快でした(マルチで三連単も買っとけばよかったです!)。ちなみに当初の狙い馬、ダノンザキッドは11着、1番人気のソーヴァリアントは9着でした。1着のヒシイグアスは4枠でしたから、4枠が来ないこともなかったのですが、ソーヴァリアントのウラ人気馬でしたので、147枠を狙うなら1枠ではなく4枠のウラが「正解」だったわけです。

 ということで、ライブ予想が朝の予想とは違ってしまいましたが、阪神の連敗を取り返して余りある今日の成果には感謝しています。これで、浮つくとすぐに(馬神 or JRAに?)足元をすくわれますので、来週も運良く、首尾良くいくよう、レースの流れを見極めながら予想していこうと思います。今日もお読みいただきありがとうございました。

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中山・阪神 本日の狙い 

2023-02-26 | 予想

 今日は中山11R、阪神10・11Rを展望してみます。発走順とは逆になりますが、まずは中山11RのGⅡ中山記念からです。枠人気と狙い馬を並べます。〇数字は単勝人気順です。

<中山11R 中山記念>

〇1番人気枠=4枠  ソーヴァリアント①   シュネルマイスター④

〇2番人気枠=7枠  スタニングローズ③   ヒシイグアス⑤

〇3番人気枠=1枠  ダノンザキッド

〇4番人気枠=3枠  イルーシヴパンサー⑥  ドーブネ⑦

〇5番人気枠=8枠  ラーグルフ⑧      リューベック⑩

〇6番人気枠=6枠

〇7番人気枠=5枠

〇8番人気枠=2枠

 GⅠ馬たちを向こうに回してソーヴァリアントが1番人気に推されています。GⅢチャレンジカップを連勝し、GⅡはセントライト記念で2着、弥生賞で4着の実績がありますし、追い切りでも好調が伝えられるだけに、ここはGⅠ馬の中に入ってもかなりやれそうな感じがします。他馬も遜色なく、どの馬からでも入れそうですが、全体として147枠に有力どころが入って、枠人気の上位3番人気までを占めました。こういうケースでは、馬券の買い方として、147枠の中で一番人気のない枠が狙い目ですので、1枠1番ダノンザキッドから狙ってみたいと思います。去年は1番人気で7着と崩れましたが、秋以降、GⅡ毎日王冠3着、GⅠマイルCS3着、国際GⅠ香港マイル2着と実績的にここでは上位です(シュネルマイスターより1㌔軽いのも有利でしょう)。相手は、上位人気馬中心となりますが、念のため、ドーブネ、ラーグルフ、リューベックまで押さえておこうと思います。特に、ラーグルフは好調が伝えられますので、一角崩しには要警戒です。

 続いて阪神のレース2つです。

<阪神11R 阪急杯>

〇1番人気枠=4枠  グレナディアガーズ   

〇2番人気枠=6枠  アグリ②        

〇3番人気枠=2枠  サトノラムセス④    ホープフルサイン⑥

〇4番人気枠=8枠  ルプリュフォール③   

〇5番人気枠=3枠  ダディーズビビッド⑤ 

〇6番人気枠=7枠  グレイイングリーン⑩  ラルナブリラーレ⑪

〇7番人気枠=5枠  リレーションシップ⑧

〇8番人気枠=1枠  

 実績・実力とも上位のグレナディアガーズに逆らうのは無謀な気もしますので、ここは相手に人気薄のリレーションシップ、グレイイングリーン、ラルナブリラーレらを絡め、好配当を期待したいと思います。

<阪神10R マーガレットS>

〇1番人気枠=4枠  ビッグシーザー①   

〇2番人気枠=7枠  ミルトクレイモー③   バレリーナ⑧        

〇3番人気枠=2枠  コーパクリスティ⑤   

〇4番人気枠=3枠  ブーケファロス⑥   

〇5番人気枠=1枠  トールキン 

〇6番人気枠=8枠  オメガシンフォニー⑦  アームズレイン⑨ 

〇7番人気枠=5枠  ウメムスビ④

〇8番人気枠=6枠

 4枠4番のビッグシーザーが強そうですが、このレースも147枠が枠人気ですべて5番人気以内に収まっているケースですので、敢えて147枠で最も人気のない1枠1番トールキンから狙ってみたいと思います(といっても単勝人気では2番人気ですが)。前々走の黒松賞では1番人気に推されながら最下位に惨敗しましたが、前走かささぎ賞では先行して見事な脚で抜け出す強い競馬を見せてくれました。坂が苦手な馬かも知れませんが、もし前走と同じ脚を使えるなら、ビッグシーザーと比べてもまったく遜色ないと思います。黒松賞1着のブーケファロスとともに狙ってみたい気がします。相手には、芝替わりの馬たちを含め、人気薄を絡め、ビッグシーザーのよもやの失速に備えておこうと思います。なお、ここまで、春の阪神開催は、5日間で、メインの11Rが三連複万馬券1/5回と低率=本命決着なのに対し、10Rは同3/5回ですので、ここは3歳戦だけに、穴を開ける伏兵が潜んでいるかも知れません。さて、どうなりますか。

 今日もお読みいただきありがとうございました。みなさんの高配当を祈ります。

 

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