今日は日だまりが暖かな一日でした。東京では4歳牡馬の今後を占う注目の一戦、共同通信杯がありましたが、その前に阪神では京都記念があって、こちらは見るだけにしましたが、昨年のダービー馬ドウデュースの圧勝でした。二強のレースは一方がコケることがよくありますが、それにしてもエフフォーリアはどうしたんですかね。最後は武史くんが下馬してましたが、深刻な事態でないことを祈ります。
さて、今日の焦点は東京11R共同通信杯です。直前までずっとオッズと睨めっこしていましたが、タスティエーラとダノンザタイガーの人気が並んで、最終的にどちらが1番人気になるのかわかりませんでした。できれば、人気順を見定めてから馬券を買いたかったのですが、両馬がギリギリまで競り合っていたので、あきらめて、朝の狙いどおり、タスティエーラの同枠に入ったウラ人気(5番人気)のタッチウッドから入ることにしました。相手としては、上位人気の馬たちに加え、直前の11Rで11番人気の馬が2着に入って穴を開け、それまでの10→12→10番人気の偶数の流れが途切れて奇数に切り替わった感じがあったので(「わたり理論」)、9番人気(キョウエイブリッサ 11着)、11番人気(シーズンリッチ 6着)の馬を紐付けしました(この奇数人気の「わたり」は、実際には、ひとつ後の12Rで出現することになりました=13・4・9番人気で決着)。
レースは、狙い馬のタッチウッドが、何と、スタートで出遅れてしまい、さすが一走馬やなあと、半分あきらめながら見ていましたが、鞍上のバシュロさんに促されて徐々に前に上がっていき、とうとう先頭に立つことになりました。これは最後の直線で失速するのでは、と心配しながら見ていると、これがどうしてどうして、鞍上のしごきに応えて直線でもよく粘り通しました。最後はルメールさんのファントムシーフにかわされてしまいましたが、後続の馬たちの追撃はおさえて2着に粘り込み、期待以上の走りを見せてくれたと思います。3着には、最終的に1番人気になったダノンザタイガーがクビ差で迫って、3・5・1番人気で決まり、三連複2,480円、三連単13,800円と馬券としては至極平穏な配当となりました。
勝ったファントムシーフはこれで皐月賞に直行するかもしれませんが、2着のタッチウッドは賞金的に間に合うかどうか。最近のGⅠ馬はトライアルでは勝たないのがトレンドになっていますので、もし、これで皐月賞に出られるのであれば、有力な皐月賞馬候補の一頭になったと思っています。何というのか、雄大な馬格といい、今後の成長を期待させる奥の深さといい、2004年の皐月賞馬ダイワメジャーを彷彿とさせます。このまま何とか順調にいってほしいものです。
今日はまあ、狙いのレースで勝つには勝ちましたが、配当にそれほどの妙味はなかったので、勝負をするなら東京メインではなく阪神メインだったかもしれません。でもまあ、期待は次につなげましょう。来週はいよいよダートのGⅠがあります。ますます春が近づいてきた感じがしますね。
みなさんはどうだったでしょうか。来週もまたがんばりましょう。今日もお読みいただきありがとうございました。