Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

週明けの展望 報知弥生D記念

2023-02-27 | 予想

 昨日触れるべき話でしたが、25日のサウジカップのパンサラッサの快走劇、お見事でした。お金の話題が先行するレースでしたが、馬も騎手も世界のつわものが集結する中、同馬は去年のドバイに続いて勝利したわけですから、これはインパクト大です。騎乗した吉田豊くんも、気がつけばすっかりベテランになってしまいましたが、今度は日本でも勝利インタヴューで笑顔が見たいです。他にもG3ですが、バスラットレオンやシルヴァーソニックが勝っていて、日本馬たちがサウジで躍動した日(夜)でした。これで現役最後の騎乗になる福永くんもリメイクに乗って3着。無事に仕事を終えてホッとしていることでしょう。関係者のみなさん、お疲れ様。

【サウジカップ】吉田豊は1分50秒で1億3500万円ゲット「騎手やっていて良かった」パンサラッサでV - スポニチ競馬Web (sponichi.co.jp)

 それからもうひとつ、昨日の中山記念で11着に敗れたダノンザキッドは「枠内駐立不良」で3月28日まで出走停止・ゲート再審査となったようです。これはよく見ていなかったので気がつきませんでしたね。スタート時も普通に出ていましたし。中山のゲートに入ると、何か気分を動転させるものがあるんでしょうか。文字通り「鬼門」ですね。

ダノンザキッドが1か月の出走停止でドバイ遠征が不可能に 2度目のゲート再審査処分 | 競馬ニュース・特集なら東スポ競馬 (tospo-keiba.jp)

 さて、今日は週明けですので、日曜の重賞レースの展望(というか予習)をしてみます。いよいよ今週から3歳馬のクラシック戦線の前哨戦が花盛りです。土曜には阪神でチューリップ賞がありますが、日曜は中山で弥生賞があります。「弥生賞」などと書いてしまいましたが、正式名は「報知弥生賞ディープインパクト記念」と称するようです。オールドファンにはちょっと間延びした感じがしますが、今日は、こちらのレースの「品定め」です。

報知弥生ディープ記念【2023年3月5日中山11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

報知杯弥生賞ディープインパクト記念(皐月賞トライアル)の過去10年データ、好走馬一覧(2023年3月5日中山11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 皐月賞のトライアルという位置づけですが、例年実力馬たちが集結するレースです。去年は1着アスクワイルドモア(菊花賞馬)、2着ドウデュース(ダービー馬)、その前年の1着馬はタイトルホルダー(菊花賞馬)ですから、皐月賞馬になるかどうかはさておき、クラシックに直結する注目レースと言えます。今年はまだ3歳牡馬に抜けた存在が現れていませんので、ファントムシーフが勝った2月の共同通信杯と、今回のこの弥生賞が終われば、皐月賞の構図がおぼろげに見えてくるかも知れません。都合のいいことに、共同通信杯を走って2番人気4着だったタスティエーラが出走するので、同馬を物差しにして実力を測れるのではないかと思います。当然、大本命は、暮れのホープフルS2着のトップナイフです。しかし、そのトップナイフに京都2歳Sで勝っているのがグリューネグリーン(ホープフルS11着)です。1勝1敗で迎える今回はどうなりますか。あと、若駒Sでマイネルラウレアの2・3着に敗れた、ワンダイレクトとセッションがいますが、それほどのインパクトは感じません。

 未勝利勝ちの馬がヨリマルなど、3頭いますが、中では、7月の福島芝1800未勝利戦で2着馬に10馬身の差をつけたゴッドファーザーには、上位の能力を感じます。同馬はデビュー戦で5番人気3着でしたが、このレースで1番人気5着だったのが、GⅠホープフルSの勝ち馬、ドゥラエレーデです。今回8ヶ月ぶりとなるレースでどこまで成長しているか、ひょっとしたらトップナイフ、タスティエーラ両馬を凌ぐレースをして、一躍脚光を浴びるかもしれません。もう一頭、デビュー戦・未勝利戦と続けて1番人気に推されたレヴォルタードもいますが、現状では入着くらいかなあという感じです。

 ということで、弥生賞は今の段階では太字の3頭に目星をつけておきます。明日は土曜・阪神のチューリップ賞を検討してみます。今日もお読みいただきありがとうございました。今週もがんばりましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする