大阪万博のことですが、非常に評判がよろしくないですね。全長2キロにも及ぶという、あの木造リングって、終わったら解体・撤去するようですが、建てるのに何と350億円もかかるんだそうで(たぶんそれじゃ収まらないでしょう)。いやあ、そりゃあ無駄遣いだと言われるわと思いました。全部私費ならともかく、これ以外でも莫大なお金(税金)が出ていくんだから、メンツなんか気にしてないで撤収した方が身のためでしょう。維新の人たち、「無駄」を排するんじゃなかったんですかね。
「税金泥棒」大阪万博 後出しで増える837億にネット怒り「少子化対策や減税の原資に使えたのに…」 | 女性自身 (jisin.jp)
さて、競馬も無駄遣いの誹りは免れませんが、個人としてはさすがに億の世界と縁遠い話なので、都合よく勘弁してもらうことにして、今日は土曜の阪神11Rチャレンジカップの検討をしてみたいと思います。
チャレンジカップ【2023年12月2日阪神11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)
チャレンジカップの過去10年データ、好走馬一覧(2023年12月2日阪神11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)
「過去10年」とはいっても、元々9月に施行されていた「朝日チャレンジカップ」がこの時期に移され、途中ハンデ戦だった期間もあるので、データとして使えるのは、現在の条件で落ち着いた2017年以降の6年間です。以下で、3着以内馬の傾向を見ていきます。
1)前走(ステップ)※( )内は今回該当する馬ですが、いずれもなしです
〇菊花賞 3頭 (※該当なし)
〇新潟記念 2頭 (※該当なし)
2)性齢 ※頭数は延べ数
〇3歳 6頭 〇4歳 6頭 〇5歳 4頭 〇6歳 0頭 〇7歳 2頭
/◇牝馬 3頭 ◇騸馬 1頭
3歳馬が1頭は絡む傾向です。今回3歳勢はフリームファクシとベラジオオペラの2頭が出走してきます。両馬とも重賞ウイナーですので、ここも有力馬と見てよいのでは、と思います。
3)血統
それほど明瞭ではありませんが、全体の趨勢として目に付くのは、ディープインパクト(サンデー系)×キングカメハメハでしょうか。ここ3年は父キンカメが連に絡んでいます。父ディープ・母父キンカメのパターンの馬は見つかりませんが、逆の父キンカメ・母父ディープ(あるいはサンデー系)のパターンで拾ってみると、以下のとおりです。
父キングカメハメハ系 × 母父ディープインパクト(or その他のサンデー系)
・エヒト:父ルーラーシップ(キンカメの子)/母父ディープインパクト *去年3着
・フリームファクシ:父ルーラーシップ(同上)/母父スペシャルウィーク(サンデーの子)
・ボッケリーニ:父キングカメハメハ/母父ダンスインザダーク(サンデーの子)
キンカメ血統で言えば、父キンカメ系では、ベラジオオペラ(父ロードカナロア)、母父キンカメ系では、イズジョーノキセキ(母父キンカメ/父エピファネイア)もいます。
4)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
①キャリア20戦以上は苦戦
②前走との間隔が中4週以下は苦戦
③前走の距離2200以上の馬は優勢
④前走の単勝人気③人気以上、あるいは、前走GⅠでない馬は危険
上の4条件を満たすのは、3歳の2頭、フリームファクシとベラジオオペラです。
5)宮田式バイオリズム
最後に、宮田式バイオリズムが◎の馬を挙げておきます。
・アドマイヤビルゴ 5・1・2・9
・イズジョーノキセキ 5・4・2・18
・エヒト 6・3・3・17
・エピファニー 5・1・2・3
・ガイアフォース 3・3・0・5
・ベラジオオペラ 3・0・0・2
・リカンカブール 4・1・0・3
おそらく人気になると思いますが、傾向に合致するのは、3歳馬のベラジオオペラです。GⅡスプリングSを勝ち、ダービー4着なら、古馬の実力馬たちと比べても、遜色ないでしょう。相手は、例年どおりに上位人気で決まるとすれば、ボッケリーニが一番手ですが、牝馬が意外にがんばる傾向もあるので、人気を下げていてもイズジョーノキセキは押さえておこうと思います。あとは、ガイアフォース、エヒト、マテンロウレオ、エピファニーにリカンカブールあたりまでが相手候補でしょうか。穴党に出番があるレースのような感じがしませんし、土曜は所用があってライヴ予想ができないので、テンションが下がり気味ですが、まあ日曜にうまくつなげられれば、と思います。
明日は、日曜にハンデ戦が多いので、いくつかピックアプしてねらい馬を探してみようかと思っています。本日もお読みいただきありがとうございました。寒くなってきましたが、今日も一日がんばりましょう。