土曜のメイン競走は中山と同じく阪神もハンデ戦です。重賞レースではありませんが、今日は土曜阪神11RのコーラルSを検討してみます。一昨年は④⑯⑩人気で決着して、三連単200万超、去年は②⑧③人気でしたが、ハンデ戦だけに一筋縄ではいかないレースです。検討するにあたって、2017年以降にハンデ戦となり、施行時期が3月上旬に移行して今年でまだ2年めのレースですので、過去のデータをあまりあてにできません。しかし、他に材料もないので、一応、2017年以後の7年間のデータから考えてみたいと思います。
1)斤量(ハンデ) ※( )内は今回の該当馬。
・58.5㌔ 1頭
・58㌔ 4頭
・57.5㌔ 2頭
・57㌔ 1頭
・56㌔ 3頭
・55㌔ 7頭(エルバリオ サクセスローレル
サブライムアンセム メイショウミツヤス)
・54㌔ 3頭
2)前走(ステップ)※施行時期変更のため省略
*去年の1~3着馬は、根岸S(中5週)、三宮S(中10ヶ月)、カペラS(中3ヶ月)
3)性齢 ※頭数は延べ数
〇4歳 2頭 〇5歳 5頭 〇6歳 6頭 〇7歳 4頭 〇8歳 4頭
最多は6歳ですが、7・8歳の年長馬が強い印象です。年長の実績馬で人気を下げている馬は、一変を警戒(期待!)しないといけないようです。
4)血統
ここも難解です。全体としてミスタープロスペクター系が強い感じですが、父キンシャサノキセキと母系のフレンチデピュティも気になります。ここでは、父ミスプロ系と母父フレンチデピュティ系だけ取り上げておきます。
〇父ミスタープロスペクター系
・サクセスローレル:父Mastery/母父Street Sence
・サブライムアンセム:父ロードカナロア/母父シンボリクリスエス(ロベルト系)
・メイショウミツヤス:父トゥザグローリー/母父マンハッタンカフェ(サンデー系)
・レディバグ:父ホッコータルマエ/母父ダンスインザダーク(サンデー系)
〇母父フレンチデピュティ系
・ケイアイロベージ:父ヘニーヒューズ(ノーザンダンサー系)/母父クロフネ
※ヘニーヒューズとクロフネはノーザンダンサーの玄孫。
5)宮田式バイオリズム
最後に、宮田式バイオリズムが◎の馬を見ておきます。
・ウナギノボリ 3・1・3・22
・オマツリオトコ 3・2・1・7
・サクセスローレル 4・3・1・7
・メイショウミツヤス 3・1・2・17
・メタマックス 4・0・3・4
・レオノーレ 4・2・1・6
6)結 論
難解ですけど、テーオーステルスが人気になるとすれば、5走前にこの馬を負かしているメイショウミツヤスがねらい目ですね。距離実績がないので、今回1400に延びて、どんなものかという感じはしますが、先行馬ではないし、近走の走りからは中位差しが決まる感じがします。あと、ケイアイロベージも56㌔で走れるなら、休み明けでも末脚が嵌まるかもしれませんし、同じく末脚を買うなら4歳のメタマックスにも勢いがあります。タガノクリステルもハンデ54㌔なら上位に肉薄してきそうですが、過去7年で牝馬の連対例がないのがネックです。穴は、実績のある年長馬からメイショウカズサでしょうか。アイオライトも怖いですけど、59㌔はやはり重い感じです。ということで、当日の枠連の動き次第で修正する余地がありますが、◎メイショウミツヤス、〇メタマックス、▲テーオーステルスということで、まとめておきます。
明日は金曜なので、重賞出走馬の追い切り情報を集めてみます。本日もお読みいただきありがとうございました。2週間後にはソメイヨシノが咲き始めるとは思えないような寒い日が続いていますが、週末まで無事に乗り切っていきましょう。
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