今日も日曜の重賞レースの検討です。「んっ?プロキオンS?」と思いましたが、レースとしては去年までの“東海S”のことのようです。名前を替えた理由が謎です。冬の大三角の一角の星の名前なので、今までの7月施行より、時期的にはいいのでしょうが、ネットで「プロキオン」を検索してみたら、あれまぁ。これJRAの関係者も知ってるんですかねぇ。私は全然でしたが。
ということで、東海Sの過去10年のデータをもとに(京都開催の2回分を含みます)、中軸馬を探してみようと思います。
1)前走(ステップ)と間隔
※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
〇チャンピオンC 9頭(ドゥラエレーデ⑨3着 サンライズジパング④6着)
〇みやこS 4頭(ミッキーヌチバナ⑤5着 オメガギネス①10着
ロコポルティ⑧12着)
〇師走S 4頭(ニューモニュメント⑯7着 メイショウフンジン⑤8着)
〇ベテルギウスS 3頭(サンデーファンデー⑨1着 ホウオウルーレット③8着)
〇武蔵野S 2頭(カズペトシーン⑤2着 タマモロック②8着
ゼットリアン⑭12着)
間隔で多いのは中6週(師走S)と中3週(ベテルギウスS)で、少し離されて中10週(武蔵野S)です。今回はチャンピオンCとみやこSが1週ずれていて、それぞれ中7週と中11週です。
2)性齢 ※頭数は延べ数
〇4歳 4頭 〇5歳 10頭 〇6歳 11頭
〇7歳 4頭 〇8歳 1頭
/〇牝馬 1頭 〇騸馬 2頭
5・6歳が強勢ですが、4歳馬は出走数自体が少ないので、そのせいもあると思います。4歳のサライズジパングは前走GⅠ6着ですので、格負けはしていませんが、どうでしょうか。
3)血統
流行廃りもあって難解ですが、近年は父サンデー系(ゴールドアリュール系)がいい感じです。今回のメンバーからは、父コパノリッキーがゴールドアリュール産駒のペプチドソレイユだけを挙げておきます。馬体を戻してくれば大穴ですが、はたして出走できるのか?
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・ペプチドソレイユ :父コパノリッキー(ゴールドアリュール)/母父ワークフォース(King's Best)
4)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
① ①人気に安定感:複勝率90%
② 5・6歳馬が中心
:ただし4歳馬の複勝率は6歳馬と同じ
(出走数自体が少ないことによる)
③ 中寄りの枠が活躍:3⃣4⃣6⃣に7⃣枠は複勝率高め
④ 前走チャンピオンズC組に注目:複勝率40.9%
⑤ 前走11・12月のダート中距離(1800・2000)で好走していた馬
:休養明けや1800未満の距離からの馬は勝ち馬としては割り引き
浮上するのはドゥラエレーデです。
5)宮田式バイオリズム◎
・カズペトシーン 4・2・3・5
・ゼットリアン 4・4・1・8
・ドゥラエレーデ 2・3・3・9
・メイショウユズルハ 4・3・6・14
6)結 論
あまりに条件が揃い過ぎていますが、「神様」に逆らわなければ、中心はドゥラエレーデでしょう。外国人騎手でないと走らない傾向があるのが玉にきずですが、川田くんならば……というところです。ただ、ホープフルSを勝ってから、善戦はあっても勝ち切れませんので、人気を被るとどうかな、というのが本音です。となると、逆転の一番手はサンライズジパングでしょうが、こちらも人気になってあまり妙味はありません。狙ってみたいのは末脚のいいカズペトシーンです。中京1800の実績はあるので、人気2頭を交わす能力があるとしたらこの馬です。追い出すタイミング次第でしょう。乗り慣れた西村くんに期待です。あとは、オメガギネスとロコポルティに、ひょっとしたらのサンデーファンデーとサトノエピックまで。一応はフェブラリーSの前哨戦ですが、前走GⅠ組の2頭の仕上がり次第では波乱になる可能性があると思います。
ということで、
◎カズペトシーン 〇ドゥラエレーデ ▲サンライズジパング △サトノエピック……
の三連勝負でまとめておきます。
本日もお読みいただきありがとうございました。東京ではスギ花粉が飛び始めたというのですが、困った季節が近づいて来ました。今日も暖かくしてお過ごしください。
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