今度の土日月は正月の3日間開催で各日にopリステッド競走が組まれています。今日はいつもに比べ簡略ですが、この3競走を検討して中心馬に目星をつけておこうと思います。今年は西が京都開催ではないので、データ分析をどこまで中京仕様でできるかどうかです。順番で、まず11日(土)のすばるSからです。
土曜中京11R すばるS opL ダート1400
1)前走(ステップ)
好ステップは11月の武蔵野Sと霜月S、12月頭のギャラクシーSです。この3レースで比較的上位だったのは、ウェイワードアクト、エルゲルージ、ショウナンライシン、バトルクライ、フルム、ペリエール、ベルダーイメル、ロードアウォードで、このあたりから軸馬候補を選ぶのが妥当と思われます。
2)血統
中京で施行された過去3年の結果からは、父系・母系ともミスプロ系の好走が目につきます。1)で名前の挙がった馬で該当するのは、ウェイワードアクト、エルゲルージ、バトルクライ、ロードアウォードです。
3)宮田式バイオリズム
今回主力級でバイオリズムが適合的なのは2頭です。
ウェイワードアクト 4・1・2・0
フルム 5・2・8・14
4)結論
該当項目が多いのはウェイワードアクトです。前走はゴール寸前でアルファマムの末脚に屈しましたが、まだ馬券圏外に外れたことがないので、斤量57㌔なら、このメンバーでもそこそこやれそうな感じはします。個人的にはバトルクライがそろそろ怖い感じがしています。去年は一年冴えないレースが続きましたが、斤量59㌔にもそろそろ慣れてきた頃でしょうし、狙うなら人気のない今のうちと思います。あと、名前の出ていないところではサトノルフィアンでしょうか。とりあえず、
◎ウェイワードアクト 〇バトルクライ ▲フルム △サトノルフィアン……
でまとめてみますが、上位人気馬組が強く、下位人気馬が割って入る余地は少ない印象です。
つづいて、12日(日)の淀短距離Sです。
日曜中京11R 淀短距離S opL 芝1200
1)前走(ステップ)
好ステップは11月から12月の京阪杯、ラピスラズリS、タンザナイトSです。この3レースで比較的上位に入着したのは、アネゴハダ、ソウテン、ソンシ、ドロップオブライト、バースクライ、プルパレイ、ミルトクレイモー、メイショウソラフネです。これにグレイトゲイナーとグランテストを加えたあたりが連候補と思われます。
2)血統
中京で施行された過去3年の結果からは、やや難解ですが、母系にノーザンダンサー系とロベルト系が目につく印象です。1)で名前の挙がった馬で該当するのは、グランテスト、グレイトゲイナー、ドロップオブライトあたりです。
3)宮田式バイオリズム
今回主力級でバイオリズムが適合的なのは4頭です。
プルパレイ 4・3・1・18
ホープフルサイン 5・2・3・29
ミルトクレイモー 4・3・3・11
メイショウソラフネ 5・5・1・10
4)結論
斤量差が微妙に影響すると思うのでかなり難解ですが、斤量55㌔ならばバースクライがけっこうやれる感じがします。去年はオーシャンSを同斤量で走って、勝ったトウシンマカオには0.2差、2着のビッグシーザーにはハナ差負けの3着でした。前走のタンザイナイトSでようやく本来の末の鋭さが戻って来たので、ここでも好走に期待したいところです。相手は、前走でこの馬に先着しているメイショウソラフネとソンシに、斤量59㌔が問題のプルパレイ、斤量的に有利なグランテスト、ラピスラズリS組最先着のミルトクレイモーあたりでしょうか。ドロップオブライトも差はないと見ています。ということで、
◎バースクライ 〇メイショウソラフネ ▲ソンシ △グランテスト……
でまとめてみますが、これは想定外の馬が穴をあけるレースになりそうです。
最後は、月曜中山のニューイヤーSです。
月曜中山11R ニューイヤーS opL 芝1600
1)前走(ステップ)
好ステップは11月から12月のキャピタルSとリゲルSです。両レースで比較的上位に入着したのは、キープカルム、サンライズロナウド、トロヴァトーレ、バレエマスターですが、他レースから臨む馬にも当然目配りが必要です。特にGⅠ、GⅡクラスに出走したシルトホルン、ノーブルロジャー、レイベリングは実績的に要注意です。
2)血統
難解ですが、父サンデー系×母ノーザンダンサー系が好配合に見えます。父母逆パターンも含めて、該当するのは、ゴンバデカーブース、サンライズロナウド、ダディーズビビッド、ビーアストニシッド、マルディランダあたりです。何とも穴っぽい面々です。
3)宮田式バイオリズム
今回バイオリズムが適合的なのは6頭です。
イフェイオン 2・0・1・4
ウインエーデル 4・4・3・4
キープカルム 4・3・2・2
シーズンリッチ 2・0・0・12
ジューンオレンジ 4・2・2・11
ノーブルロジャー 2・1・0・4
4)結論
ここは前走でウォーターリヒトにハナ差負けのトロヴァトーレや、シンザン記念を勝っているノーブルロジャーなど、4歳勢が大挙して出て来て、人気になりそうですが、このレースは、過去4歳馬が人気になっても意外に来ない傾向があるので、ちょっと懐疑的になります。ここは思い切って、距離を延ばしてから好調が続く5歳牝馬のジューンオレンジから狙ってみようと思います。日曜の雨で馬場が重くなっているかも知れないので、相手の一番手にはサンライズロナウドが浮上しそうです。4歳の主力勢はその次あたりでしょうか。あとは、シルトホルンとウインエーデルに、大穴では、芝に替わって大駆けするかも知れないナチュラルハイも一応名前だけ挙げておきます。まとめると、
◎ジューンオレンジ 〇サンライズロナウド ▲トロヴァトーレ △シルトホルン……
で狙ってみようと思います。ジンクス?(傾向)どおり、4歳勢が圏外に消えると高配当になるかも知れません。
ということで、長くなりましたが、本日もお読みいただきありがとうございました。インフルエンザも流行っているようですので、人混みに注意して、引き続き暖かいところでお過ごしください。
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