今日は中山と阪神で桜花賞トライアルが行われました。まだ来週中山でフラワーCがありますが、だいたいこれで桜花賞に出走する主な面々が見えてきました。今日のレースで1・2着の馬がいずれも前走エルフィンS組だったことで、同レースを勝ったユリーシャの株が上がるのはもちろんのこと、2着でチューリップ賞も2着のコナコーストの実力もさらに高評価されることになりそうです。
まず、阪神11Rフィリーズレヴューから。フルゲート18頭による1400m戦ということで、先行争いが激しくなると思っていましたが、予想したとおりの展開になり、前に行った馬たちが直線で失速する中、好位から抜け出した2番人気のシングザットソングが押し切って1着、2着には朝の狙いで中心視したムーンプローブ(7番人気)が突っ込み、3着には一番の上がり脚を見せたジューンオレンジ(11番人気)が入りました(この三頭が桜花賞の優先出走権を獲得)。2・7・11番人気で決着して、三連複24,760円、三連単103,380円と、昨日に続いて、なかなかの好配当です。1番人気のブトンドールは0.4秒差の6着でしたが、webでいろいろな方が指摘していたとおり、先を見据えた調教でまだ余裕残しだったかなと思います。本番では当然巻き返してくるとは思いますが、この着順から桜花賞で連に絡むのは、やや厳しい感じもします。
続いて、中山11RアネモネSです。阪神と同様、ここも単勝1番人気を2頭が僅差で争う形となりました。結局2番人気となったスピードオブライトは先行して粘りきれず、1番人気のトーセンローリエが先着し、2着には猛然と追い込んできた13番人気のコンクシェル、3着は3番人気のクイーンズオブソウルでした。朝のブログの予想では、1枠のスピードオブライトと4枠のミスヨコハマの両睨みと書きましたが、今日の中山は午後のレースから急に荒れ始め、147枠が強めに出ていましたが、枠人気で5番人気に留まっていたミスヨコハマの4枠が6番人気に下がったので、この狙いはダメだとあきらめ、1枠のスピードオブライト狙いに絞ろうかと思ったのですが、1枠1番でスムーズに先行できる有利さがかえって裏目に出るような気がしてきました。というのも、同馬は前走フェアリーSで馬体重を12㌔も減らしていたのに、今回はさらに4㌔も減らして、馬体重がとうとう400㌔を切ってしまったのです。前走はよくがんばって3着に粘り通しましたが、そのせいで結構消耗しているように思えました。そこで同じ147枠でも1枠・4枠ではなく、7枠に入った3番人気のクイーンズオブソウルに白羽の矢を立てることにしたのです。レースは「期待」に応えて同馬が3着に入ってくれてよかったのですが、2着には超人気薄のコンクシェルが飛んできて、残念ながら馬券を獲るまでには至りませんでした。この日の中山は、7番人気枠が2回出現して三連複万馬券になっていたので、一応警戒して、このレースの7番人気枠だった6枠のエッセレンチ(8番人気)は買っていたのですが、8番人気枠の8枠の馬がこんな激走を見せるとは、ちょっと予想できませんでした(でも買っている人はいるんですよね)。この日の中山の「わたり(人気)」を〇数字で追うと、5R⑧→7R⑪→8R⑨→9R⑩……と来ていて、11Rで来るとしたら、奇数人気になるか、複数人気になるのか、読み切れませんでした(結果的に奇数人気の⑬が来たのですが、コンクシェルは15:00過ぎくらいまでは、ずっと複数人気の⑫でしたから)。
ということで、中京の金鯱賞は見るだけにしたので、本日は1勝1敗でした。欲の深いことを言えば、フィリーズレヴューだけでなく、荒れたアネモネSの方も、方針転換がうまくはまりそうだっただけに、何とか当たり馬券にまで漕ぎつけたかったですね。でもまあ、1つは獲れましたので、よしとしないと……。みなさんはどうだったでしょうか。
今日もお読みいただきありがとうございました。来週もまたがんばりましょう。
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