今週の日曜日の重賞はGⅠレースではありませんが、楽しみですね。特に中山記念は好メンバーが揃って、どの馬が勝っても驚けませんので、こういうレースは是非当てたいものです。早速、その中山記念に出走する馬たちの調教・追い切りの様子について、他人様の上げている情報を頼りにメモ書きした寸評を並べてみます。出所は略します。
<中山11R 中山記念>
・イルーシヴパンサー:前走(京都金杯)1着の好調を維持。好調期間が続くタイプで有力な連候補。
・シュネルマイスター:足捌き・反応ともに良好。東京向きかもしれないが、GⅠ馬の底力を感じる動き。
・ショウナンマグマ:この馬なりに順調だが、このメンバーでは厳しいか。
・スタニングローズ:休み明けだが、坂路でしまい気合いの乗った鋭い動きを見せ、好調。
・ソロフレーズ:地方(岩手)を経由してJRAに戻った馬。今回は苦しい。
・ソーヴァリアント:気合・反応ともに絶好。GⅠ馬たちを向こうに回せる出来。
・ダノンザキッド:落ち着きも出てきて好調。昨年は人気で惨敗したが、今年はやれそうな雰囲気。
・ドーブネ:ディープ産駒で動き気配とも悪くなく、穴候補だが、入着までか。
・トーラスジェミニ:7ヶ月ぶりでもあり、叩いた良化待ち。
・ナイママ:特に大きな上積みもなく、このメンバーに入ると苦しい。
・ヒシイグアス:一昨年の勝馬で昨年6月の宝塚記念以来の出走。まだ完調手前だが、実績的には怖い。
・モズベッロ:一昨年の有馬記念8着以来14ヶ月ぶり。追い切りも失速気味で、まだ本来の出来にはない。
・ラーグルフ:意欲的な調教をこなし、前回(中山金杯1着)以上の出来。上昇を見込める。
・リューベック:中1週ながら元気いっぱい。この馬なりに力は出せそう。
好調◎は太字の3頭で、これらにイルーシヴP、シュネルM、ダノンザKが続くというのが私の印象です。続いて、阪急杯です。
<阪神11R 阪急杯>
・アグリ:3連勝中の上がり馬で出来も前走以上。op初戦だが、けっこうやれそう。
・グレイイングリーン:昨年の5着馬。夏以降成績が冴えないが、出来は悪くなく、もう少しやれそう。
・グレナディアガーズ:相変わらず調教は動いており好調。目標を先に置いているとすれば、やや余裕残しか。
・サトノラムセス:中2週で大幅な上積みまでは見込めないが好調。人気上位馬に一泡吹かせられる出来。
・ショウナンアレス:連投で2月はこれで3走目。調教も軽めで厳しい。
・ダディーズビビッド:調教はまずまず。前走は着外に沈んだが、1㌔減の今回はもっとやれそう。
・ホウオウアマゾン:前走ダートを使うなど試行錯誤が続くが、状態が悪いわけではなく、一変もあり得る。
・ホープフルサイン:前走11ヶ月ぶりで勝利。距離は伸びるが出来は上向きで、実績的に連に絡んでいい馬。
・ミッキーブリランテ:状態はまずまずだが、近走の二桁人気をくつがえす出来かどうかは疑問。
・メイショウケイメイ:中1週で軽め。二桁着順が続いており、ここも苦しい。
・メイショウチタン:雰囲気はよく、力を出せる仕上がりだが、このメンバーでどこまで。
・メイショウベンガル:障害帰りでダートを主戦にしてきた馬。調子は悪くないが、どこまでやれるか。
・ラルナブリラーレ:最終追い切りで坂路51秒台は好調の証し。追い込みが届くかどうか。展開次第。
・リレーションシップ:中1週で軽め。去年の4着馬でもあり、実績的に食い込む余地はある。
・ルプリュフォール:まずまずの出来。前走阪神Cで大敗したが、巻き返す力はある。展開次第。
・ロードベイリーフ:中1週で軽め。距離が伸びてどうかだが、ここは苦しい。
好調◎は太字の3頭で、これらにダディーズV、ラルナブリラーレが続くという印象です。
最後に、先回2月17日分のフェブラリーSの調教まとめとレース結果のおさらいもしておきます。何だかんだ言っても、ドライスタウトが連を外しただけの本命決着でしたが。
<2月19日 東京11RフェブラリーS>
〇ドライスタウト:足さばきもよく、かなり好調。4歳馬でもあり、対抗評価まで可能。⇒4着
〇メイショウハリオ:このレースを目標に上々の仕上がり。距離がどうかだが、それなりにやれそう。⇒3着
〇レッドルゼル:昨年の1番人気馬(6着)。1600に良績がないので(川田騎手の)乗り方がカギだが、上昇度は十分。⇒2着
〇レモンポップ:手応えよく最終追い切りを終え、調子は高い状態で安定している。⇒1着
今度の日曜もうまくいけばいいのですが。明日は土曜の当日予想について書きます。本日もお読みいただきありがとうございました。土日に向けてがんばりましょう。