私の70代

愈々90代に足を踏み入れ、人生の最終ラウンドに入った想いです。野菜作りとパソコンにも向き合っていきます。
 

一過性脳虚血症と風邪

2019年01月23日 | 

  あっと云うまに1月も28日を迎えてしまったという感じです。前回の投稿が1月7日でしたから、正月の来客も一応すみ・・・、転倒事故の事もあって新しい生活設計を探っていかなければ・・・という時でした。9日頃からテレビでは、愛知・岐阜県にインフィルエンザの警報が出されるようになりました。夫婦ともインフルエンザの予防注射は受けおりましたから多少安心していました。ところが喉の痛み咳と痰が出るようになり 、16日、体温も36度7分(平常が36度2~3分)ちょっと早めにお医者さんの診察をうけました。先ず最初にインフルエンザの検査を受けましたが、普通の風邪で安心しました。と云っても以後今日まで約2週間になりますが、診察も2回受け薬も戴きレントゲンも撮りました。熱も高い時は37度7~8分までいきましたが、38度を超えることはありませんでした。咳と痰に苦しみましたが食欲も案外あって、深刻な状態?ではなく・・・若い時と違って老いが回復を遅らせている?いや、老いが気分を慎重にさせているという感じでした。今回特に慎重になったには入浴でした。途中で36度5分ぐらいに下がって、回復していると”早とちり”して風呂に入ったのが失敗でした。だからこの度の風邪は、延べ10日位風呂に入らづ暖かい部屋で、熱い湯で体を拭くに徹しました。
 浴室は一応暖房が付いていますが、家庭ではいっときですが”おー寒い”と云う時があります。昨年まではほとんど意に介せませんでしたが、やっぱり歳だな?90代という事は、こういう事かと?しみじみ思い知らされました。

 ただ今回は昨年からの転倒事故(一過性脳虚血症状)と短期でしたが入院・・・そして連続しての風邪の症状・・・は、過去に経験した事の無い事でした。だから 毎日の思いの底には「何時倒れるかもしれない?」という不安がつきまといました。笑い話になりますが、平熱が3日つづいて・・・・咳と痰が殆どでなくなり、もう絶対大丈夫と確信して昨夜久しぶりの風呂に入りました。慎重になったというよりも?気が弱くなったという感じです。一難が去った訳で懸案の「一過性脳虚血症」についてふり返って見たいとおもいます。
 
 「一過性脳虚血症」という言葉を今回初めて知りました。脳には多くの血管が張り巡らされており、そこから栄養と酸素が供給されています。血栓とか動脈硬化により脳の血管の一部が細くなったり詰まったりしてしまうと、脳へ十分な酸素が行きわたらなくなり、このような血液の供給不足(虚血)が起きると、その部分の脳に障害が生じ、麻痺などが引き起こされる症状にはある程度認識がありました。

一過性脳虚血発作とは、一時的に脳が虚血状態となって脳梗塞と同様の症状が現れるものの、短時間で多くは数分~数十分以内に症状が完全に消失するもののことをいうようです。私の場合一時的に脳が虚血状態で風呂に入る前「転倒」した訳ですが、運よく無傷で且つ症状も即座に消滅するほどの軽症だったようです。倒れて直ぐ立ち上がり「風呂に入る前だったから・・・風呂に入らなきゃ!」と、風呂から出ると、その状態を女房に話し顔色をうかがうと「普段と同じ顔色です」でした。血圧を測ると151/82 脈拍66は、約2時間前に測った151/78脈拍57と比べて殆ど問題ないと判断しました。
 
「翌日と翌々日が休日で三日目に「倒れたことは事実で、何かの前兆?」と考えるようになっていましたから、総合病院の診察を受ける事にしたわけです。

 一週間の検査観察入院は素直に受け入れ、最後の頸動脈エコー検査でも問題なく三晩で解放された訳ですが、今は一過性脳虚血症は脳梗塞の前兆と考えるようになりました。引き続いての風邪でこの一月は、振り回された感じですが、老化が着実に進行していることを感じさせられます。身体が悪い時は薬も飲まなければならないが、必要最小限にしていきたいと思っています。何時倒れるか解らない不安は経験しただけに今もありますが、不安を忘れるような生活リズムつくらなければと思っています。

                         
                  

                  

                  


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