Quelque chose?

医療と向き合いながら、毎日少しずつ何かを。

一粒万倍日

2021-06-13 | 日記
お財布が少し古くなったのと、キャッシュレスで以前とはお財布の使い方が変わってきたので、いいのがあれば新調しようと思っていたところ、
通りがかりに、ほどよく小さい本革の三つ折り財布があったので、購入することにした。

会計を待つ間にふと見たら、売り場に

「今年の6月15日は、天赦日と一粒万倍日が重なる吉日なので、財布を新しく買ったり使い始めたりするのにいい日です」

という意味のことが書いてあった。

あとで調べたら、そのほかに「寅の日」というのもあるらしかったが、まあ、
「天赦日」と「一粒万倍日」の二つだけでも重なれば、そうでない日よりは良いとされるのであろう。

「天赦日」:この日に始めたことはうまくいく。

「一粒万倍日」:一粒の籾が万倍にも実るような日。

そういうのがあったのか。

知らなかったし、あまり気にしていないけれども、まあせっかくこのタイミングでお財布を買ったのだから、使い始めは15日ということにしておこうかな。

皆様にも、幸せが万倍になって訪れますように。


拍手をするということ

2021-06-12 | バレエ・ダンス・ミュージカルなど
久しぶりに休みを取れた土曜日。
今日は、新国立劇場でバレエ鑑賞である。
初台に来るのもちょっと久しぶりだ。

演目は「ライモンダ」。
全幕として上演されるのは比較的珍しいように思う。
今日の主役、ライモンダは木村優里さん。婚約者の騎士ジャン・ド・ブリエンヌは井澤駿さん。そして、ライモンダを奪おうとするサラセンの首領アブデラクマンは、速水渉悟さんであった。

振付は、マリウス・プティパの原作を、牧阿佐美さんが改訂。
美術と衣装はルイザ・スピナテッリ。

バレエは、どのダンサーも繊細で優美、そして華やかな雰囲気で、一風変わった中世の舞台(舞台装置がとてもシンプル・・)を生かした形で物語を表現していた。木村さんは手の動き、指先のしなり方などとても美しいし、井澤さんは堂々とした、でも身分の高い騎士という感じ。サラセンの首領は、あれ?これ海賊?という感じで、その他サラセン人の衣装も、あれ?「りゅうぐう」と兼用?とか思ってしまったが(汗)、堂々と愛を伝えようとする体躯の良い異国の王を力強く演じていたと思う。

ただ音楽と群舞が、なんというか、牧先生が「グラズノフの音楽はチャイコフスキーのようにメリハリがある曲ではありません」とパンフレットで語っておられるように(ちなみに、このパンフは2004年版のプログラムの記載内容を元にしているらしいのだが)、やや冗長と感じた部分もあったことは否めないなあ。バレエ発表会の大人版?というか。2021年、今後また新しい時代に向けていろいろ改訂していっていただきたいと、素人ながら思ってしまった。

でも新国立はなんといっても群舞が美しい。「友人たち」のキャストの皆さんも完璧にこなしていた。オケも良かった。
何より、観客が(人数制限で半数に限定されていたとは言え)生でその舞台と音に接し、素晴らしい演技に対してその場で拍手できるというのは(ブラボー!の発声は禁じられていた)、この上ない体験である。まだまだコロナ禍は続くが、今後もできる範囲で舞台に足を運びたいと思う。

ちなみに、
とある衣装を初めて見たとき、

・・・・あ、ネオンテトラだ!

と思ってしまったのは内緒。
でもあれはネオンテトラだもんね。


ちょっとしたハンドクラフト

2021-06-06 | 日記
仲間の先生方とzoomでつないで、日曜日の午後にオンラインハンドクラフトの会(?)をすることに。

まずは、RENのレザークラフトを作ることになった。
私は、「結んで作るコインパース」をチョイス。

これ↓が届いたときの状態。


色は「アプリコットピンク」を選んだのだが、夜の照明の下で見ると、
オレンジだな、うん。オレンジ。



とりあえず何も道具がなくても作れるようになっている。
シンプルなのである。

ということで、
今日、午後に時間を合わせてzoomでわやわやしながら皆で作った。

革を合わせて、付属の革紐を両側の穴に通していくだけ。
作業はシンプルなのだが、革紐が2色ついてくるのでまず色で悩む。
色を決めて、さて作業を始めると、穴が小さいのと、結構ねじれるので「あ、ここちょっと直したい」とかやり直しが入ったりもし、なんだかんだで時間が過ぎていく。途中でコーヒーなど飲んだりもして。

ではあるが、

とりあえずできた!


実はこれ内部が2層になっているので、単純ながらわりとちょっとした小物入れに使えそうな気がする。
それと、こうしてみるとやはりちゃんとアプリコットだな。うん。
なかなかかわいい。

使った革は「豚革・ハリー」という革らしい。
使い込んだらどうなるのか、楽しみである。まあ使い込むまでにはまた次のキット(もしくは製品のコインパース)を買っているような気もするが。

日曜日、たまの在宅の日にものを作る、というのもなかなかいいものである。

「ヘアスプレー」

2021-06-05 | 本・映画・テレビ
映画「ヘアスプレー」を観た。
2007年に公開されたミュージカル映画である。

 

1960年代、古き良き時代、まだまだ人種差別が残るアメリカ・ボルチモア。
そこで両親と暮らす、ちょっとビッグサイズな女子高生、トレーシー。
地元の人気番組への出演が夢でオーディションに挑戦するがなかなかうまくいかず、授業の居残り組に行かされるが、そこで出会ったのは・・

出演者がゴージャス(!)で芸達者。特にトレーシーとその両親の前向きさには、見ている方も元気をもらえる。
実際の社会ではなかなかこうは行かないだろうというストーリーだけれども、とにかく明るく、メッセージも伝わってくるし、何より観ていると自然と歌って踊りたくなる、というのは本当だった!

明るい気分になりたいときにお勧めの映画。