Quelque chose?

医療と向き合いながら、毎日少しずつ何かを。

トゥルーマン・ショー

2020-09-26 | 本・映画・テレビ
Netflixで「トゥルーマン・ショー」を観た。

もう20年以上前の作品なのだな。
でも、まったく古めかしくならない、むしろ個人情報やプライバシーがかまびすしく扱われる今日だからこそ、考えさせられるところの多いテーマだ。

トゥルーマンは美しい夕陽の見える海辺の街で、保険会社に勤めている。
美しい妻、気のいい隣人たち、そして幼い頃からの親友などと、毎日変わらない、平凡で平和な日々を過ごしている。

しかし…彼の生活は、どこかがおかしい。
何かがおかしいのだが、何がおかしいのかわからないトゥルーマン。

昔の辛い思い出を乗り越え、今は何も不自由なく、皆に愛されて暮らしているはずなのに…

実は、

彼は知らないのだが、

トゥルーマンの生活は、いや人生は、全世界に向けて発信されているのだ。

リアリティショー?
いや、彼を巡る世界は、それよりもはるかに壮大で、いとわしい。

ネタバレになるので細かく書かないけれども、
コメディと書いてある映画ではあるが、サスペンス、またはサイコホラーとも言える。
トゥルーマン自身にも、あるいはそれを観ている視聴者にも、どちらにも共感できそうで、はらはらする。
悪役(?)はどこか、スティーブ・ジョブズを思わせる風貌。

ジム・キャリーも、もちろんピーター・ウィアー監督もさすがと思える作品。
好みはあるかもしれないが、なかなかのお勧め。






ブログ再開

2020-09-20 | 日記
ここしばらくコロナやら異動やら講義の準備やらでブログをなかなか書けずにいたけれど、連休を機にまた少しずつ書いていこうかと思う。

9月は防災意識が高まる時である。
各地が台風や水害、地震などで被災するのを見聞きするたびに、何かできないかと思うとともに、都民同士「次は東京」と危機感を新たにしている。

前の職場は自動車通勤であったが、今度は都心部から徒歩で職場か自宅に辿り着かなければならない。職場にいれば発災直後は職場にとどまるわけだが、今の医局にはまだ引っ越してきたばかりで、何も「蓄え」がない。

そこでついつい、ネットでポチってしまった。

まずは、職場に個人で常備する折りたたみヘルメット。
"国家検定合格品(飛来落下物用・墜落時保護用)"というのを参考にして、これにしてみた。
かぶってみたところ、軽くてこれならかぶったまま歩いても頭痛にはなりにくそう。
たたんで、棚の空いたところに入れておくことにした。

 
そしてラジオ。
自分が持ち歩き用には、1000円くらいの簡単なものをバッグに入れることにしたが、自宅にはこれを置いておくことに。
ソニーの手回しラジオである。
手回しでスマホの充電はさすがに厳しいようなので電池も揃えておくけれども、手回しでライトがついてランタンとしても使えそうだし、ラジオも聞ける(ワイドFM対応)というのが良さそう。
たまに手回ししないと劣化する?らしいけれども、私はBGMとしてラジオをよく聞くので、普段から手回しラジオとして使っていればいいしね。

 
そして、燃えやすい軍手ではなくて、火災や瓦礫の中でも手の負傷をなるべく防ぐための手袋があると良いと聞いた。
ただこれ、本格的なものは大きいし重いし高い。
ということで、女性用を探したら、ありました。
ネーミングにちょっと感動しながら、小さすぎると困ると思ってMサイズを買ってみた。
開けたら変な匂いもなく、女性の手にちょうどいい感じであった。
防災用というだけでなく、普段の作業やアウトドアにも役立つかも。

 
モバイルバッテリーは普段持ち歩いているし、勤務先や自宅に、防災食や水、緊急トイレとかも適宜置いておきたい。

ただ、「普段どのくらい持ち歩くか」・・いわゆる「防災ポーチ」の中身については、まだ試行錯誤中である。