Quelque chose?

医療と向き合いながら、毎日少しずつ何かを。

付箋

2019-01-28 | 日記
講座の帰りにM先生に

「ロフトがもうすぐ閉店なのでセールをやってますよ」

と誘われ、

のこのことボーノ相模大野のLOFTへ。

おお!!

なんかSALEの赤文字が目立つ!!

そして、あらかたモノがなくなった棚も目立つ!!

・・と、あっちの棚こっちの棚を見ながら歩いていたところ、

M先生が

「先生!ほら付箋がありますよ!」

と、

30%OFFになっていたイケメン付箋を2種類ほど手に取って下さったので、

・・・・

・・・・・

「これ」

「あ、私もこれ」


と、二人とも同じ種類の付箋を選んで

アンニョン♪と思いながら、さらに文具のセール品を物色して回ったのでした。


・・・って、

「お洒落と音楽とチーズタッカルビとSNSが大好き」な「コリアンボーイ」の付箋!

いつどこで使ったらいいというのか我々! てか私!!

・・・

総務課Yさんへの院内便ですかね。






相模大野で「メタボ&ロコモ予防講座」

2019-01-27 | 医学・医療・健康
今日は久しぶりに相模大野へ。

一般の方向け「メタボ&ロコモ予防講座」に、講師として参加してまいりました。

今回は、我々がやっている講座シリーズの中でも初めて、

地元・メガロス相模大野とのコラボとして開催されたものです。



本日、まずは集まった方から順に、参加者の皆様の体力や体組成を測定。

改めて開講のご挨拶とご説明の後、

・メタボとロコモの関連について(総論)
  ・・・私はここを担当。最後に付け足したスライドに誤字があり大変失礼しました!!(恥))

・メタボ&ロコモを予防するための食事

・メタボ&ロコモを予防するための運動

の各ミニ講義(+実技)。

そして、なんと今回はメガロス相模大野のおトクな利用券(10回分)がついており、今日からでも早速、実際に各自で筋トレや有酸素運動に取り組んでいただける!!

という企画。

講座終了後、参加者の皆様の表情は、やる気スイッチが入った!という感じでした。

2ヶ月後に成果を測定しますので、皆様それぞれのペースでぜひ頑張って下さい。


最近、医療費抑制の議論をする中で、「予防医療」を強調しすぎることは、不健康を自己責任とし、病を持つ人の差別につながるのではないかという論評があるようです。
もちろん、生活習慣病と言われる疾患群は生活習慣の他に遺伝や環境に関する因子も発症に関わっていますので、「食事と運動」だけですべてが解決するものではなく、また食事や運動の改善ができなくてもそれを非難することは間違っていると思います。そこは確認すべきですね。

ただ、不健康な食事、不活発、喫煙など、明らかに動脈硬化や運動器疾患につながると考えられる生活習慣は、やはり見直していけたらいいなと思います。


今回は初回ということもあって参加者が少なめでしたが、今後またやるかも!?です。

(・・・私も、他の先生方の講義やお話を聞きながら、まずい自分も筋トレせねば!!と思った次第でした。)

映画「日の名残り」

2019-01-20 | 本・映画・テレビ

The Remains of The Day 「日の名残り」カズオ・イシグロ原作
ジェームス・アイヴォリー監督、1993年

だいぶ前に買ってあったDVDをようやく鑑賞。
というか、確か前にも一度この映画を観たことがあるのだけれど、カズオ・イシグロのノーベル賞受賞を機に、コレクターズ・エディションのDVDを買ったのだった。
主役の執事スティーブンス役はアンソニー・ホプキンス。 ミス・ケントンはミア・ファロー。

もちろん原作を先に読んでいると、映画ではだいぶカットされてるなあと思うところはあるけれど、それでも第二次大戦前後のイギリス上流階級と使用人や庶民の生活がありありと再現されるのに(使われている銀器一つ、洗面器一つなどにも)目を惹きつけられる。
クラシックカーが走るイギリス各地の風景や「ダーリントンハウス」の広大な屋敷など、現在だったら、間違いなくドローンを使って撮影されるだろうな。

主役二人の演技がさすがに素晴らしく、まなざしや手指の仕草だけで、言葉にできない感情を表現して互いに心で会話しているようである。
どこまでも仕事第一を貫くスティーブンスの気持ちにも、ミス・ケントンの切なさにも感情移入できるし、あるいは客人として現れるさまざまな立場の人物も、まるで同時代人であるかのような近さで見ることができる。
若手新聞記者として登場するヒュー・グラント始め、皆さん適役だったなあと改めて思うし、ルイス役を演じたクリストファー・リーブの当時の堂々とした体格を見ると、その後彼が脊髄損傷で半身不随となった運命を不思議に思わざるを得ない。

日は落ちる。それまで見ていた風景は色を失い、さざめいていた人垣もやがて散っていく。

しかし日の名残りに人は思いを馳せ、落ちていく日を見ながら明日を、再び日が昇る日を待ち望む。

また原作を読み返してみようかと思った。



 
 

「ニューイヤー・バレエ」

2019-01-14 | バレエ・ダンス・ミュージカルなど

新国立劇場バレエ団の公演「ニューイヤー・バレエ」を観てきました。

今回はバレエ・リュスのトリプルビル。

「レ・シルフィード」:ミハイル・フォーキン振付。

オーケストレーションされたショパンのピアノ曲に合わせて、幻想的な森の風景の中でシルフィード(空気の精)たちが踊る。

深い森の空気感、青白い照明の中で静かに舞うコールドが最高。小野さん、井澤さんもその淡い光の中に溶け込んでいて、まさに夢の中のような世界。

「火の鳥」は中村恩恵さん振付の新制作。振付助手に首藤康之さん、照明は足立恒さん。モノトーンに赤が差し色の舞台。

何せ、火の鳥がめちゃ高いハイヒールを履いて黒子に支えられながら登場して飛ぶ(?)のにまず驚き。両性具有的な存在。男性たちによるミリタリー的舞踊の展開の中、唯一の女性、今日の「娘」キャスト(男装)の米沢唯さんの存在感はすごかった。劇中、この「娘」がレイプされる場面があると耳にしていたのでちょっとヒヤヒヤしていましたが、確かにそういうシーンがあったもののなるほどなという表現。そして最後の場面は、解説を読んでいなかったらわからなかったかも。

いろいろな解釈ができる作品だけれど、火の鳥の「生命」というテーマが全編から力強く伝わってくるように思いました。

「ペトルーシュカ」は再びフォーキン振付。華やかな、賑やかな舞台。

これはもう、街の人々が繰り広げる細かい技(?)も素晴らしい上、主役の3人(3体?)に至っては、ひょっとしてあなた方ほんとに人形が踊ってるの?と言いたくなる出来栄え。ペトルーシュカの奥村さんはカーテンコールに至っても力入ってない始末(=褒めてる)。池田さんは表情まで、もはや人形。唯一、人形なのに中家さんのムーア人だけちょっと人間っぽい味つけがあったような。

東フィルの演奏も良かったです。


2019年、始動・・

2019-01-09 | 日記

「年末年始」が終わり、今週から2019(平成31)年が本格的に始動していますね。

大雪のニュースを聞く一方、東京は雨も雪も降らずカラカラの天気で、加湿器をつけていても髪から皮膚から水分が抜けていく乾燥状態。
インフルエンザも流行する中、平成最後のお正月の気分も抜け、皆さん寒い中を足早に出勤しているようです。お疲れ様です。

さて、新年に思い立ってブログを開設したものの、なかなか記事が投稿できずにいます。
本当は、新年に行ってきた某弾丸海外旅行の話を書こうと思っていたのですが、弾丸すぎて投稿する間もなく(汗)帰国してしまいました・・。

という状況ですが、年の初めに当たって、今年の抱負を考えてみました。

実は相変わらず(五十代にもなってまだ)、自分の立ち位置に悩んでおります。

転居も転職もして、いまだに自分が何をすべきなのか、どこにいるべきなのかよくわからない。

しかし、

先日、NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀(声優の神谷浩史さんの回)」で、

居場所は、自分でつくる

といった言葉があり、これが胸にしみたのでした。

今年は、自分の居場所(精神的な意味でも社会的な意味でも)を作っていく年にしよう、と思った次第です。