ということで来た道を引返すと食堂が4件(1件はやってない様子)並ぶところで駐車
(のちのち昼食とるにはいいし)。
道を登りつついくと駅舎発見。外から様子を見ると・・・・
珍獣を発見したような・・・気分にもなったがあーいたいた。♪
そして撮影開始。暗い環境下なのでSONY NEX5だけで
フイルムは諦めての撮影をすることに判断を決めデジタルに
専念することにした。(車にGRレンズとライカを残してきて
しまったという事情もある・・・w)
所々に手間にあるような古いイスが置いてあったが、これが
またいい位置に配置されていてなんらかの意図を感じながら
撮影を続ける
このソファーも他のサイトやブログでの記事ではここには
置いていない様子で最近おかれたもののようだ。
おかげで独特の空気感のある写真が撮れた。
古びた機械が当時のままに残されており、機械油も残って
いた。
運転室側から窓の外をみる。左側には先ほどの対岸の車両が昔は交互に通ってたの
だろうが、もう彼はこちらにはこない。また竹藪が生い茂っているので向こうの様子を伺う
のも困難な状況にある。
撮影を終えて先ほどの食堂に入えい食事をとっていると、店の人から見てきたの?と
聞かれ、ついでに当時その店の人たちが乗ったことも聞く。運行事態はわずか数年。
我々が渡った橋がかかったことでロープウェイの役割が失われ廃線に至ったとの情報も
あるのだが、おもえば昭和30年代の高度成長期。
「日曜の休日はマイカーでドライブ。お昼はお弁当(外食がまだ贅沢な時代)をひろげて」
なんていう光景が広がる時期の遺物なのかもしれない。ロープウェイに乗ることがひとつの
思いで作りになるそういう時代に生まれ、それが高速化、娯楽の多様性化とともに影を
おとすことになり時代とともに役割を終えたのかな(-_-)とおもうのであった。