一昨日、2021年10月20日に、当大学で今年結成された学生たちを中心としたKAIT SDGs HUB のメンバーが、JICA国際協力機構のSDGs 推進課の方からzoomにてお話を伺いました。仲介した私も隅に参加させていただきました。お話してくださった方も、アフリカのジブチ共和国の難民キャンプでの支援活動に従事された若い職員の方でした。会社に勤めてからの海外青年協力隊への参加ということを聞き、学生メンバーも刺激を受けたようです。今後、もっと知っていこうということになって、JICAとのご縁は続きそうです。
ところで、JICAからは2018年3月に「JICA防災分野ポジションペーパー」というのが出されています。世界の現状として、自然災害による経済被害及び損失は拡大しており、2005年から2015年の10年間で、死傷者数は210万人、被災者は15億人に及んでいるそうです。災害に脆弱な貧困層が貧困と被災の負のスパイラルに陥るリスクがあり、"防災"は社会開発の前提条件ということになります。
私たちの活動も、絶えず国際的な視野を持ちつつ、足元の課題に対して行動をとっていくことが大切ですね。
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地域連携災害ケア研究センター幹事