神奈川工科大学/災害支援関連ブログ

2011年4月開始の「東日本大震災被災者支援ブログ」を名称変更し、さらに広い支援活動に関する実践、教育、研究を掲載します

近隣社協と災害関連のミーティングしました

2022-02-18 11:12:33 | 地域と共に
 一昨日、2022年2月16日、大学が所在する神奈川県の県央地域にある2つの市社会福祉協議会の地域福祉担当の方々とzoomミーテイングをしました。神奈川県のちょうど中央に位置する当大学は、県央地区、県央圏域と言われるエリアです。そこには二次医療圏域としては、7市町村があります。災害時は市単位でばらばらな動きをしていても対処できません。エリアを広くみて、相互に協力し合う必要があります。それぞれの市社会福祉協議会は、災害時にボランティア支援センターが稼働することになると思いますが、それらが相互に協働して機能するために、今後は2つの社協から広く県央地域の社協とのネットワークも作っていきたいと思っています。

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地域連携災害ケア研究センター幹事
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スマホの役割、大きい

2022-02-17 13:39:49 | 支援
 トンガで津波被害が少なかったのは、サイレンとスマホの緊急情報通報だった、との記事が新聞に出ていました。日本では、神奈川で緊急通報が20回繰り返されたご送信があったとの報道もあります。今、しっかりと的確な情報提供というものが、どのようになされるのが適正なのかは定かではないが、いずれにしても、アナログな「サイレン」というものも第一次情報として非常に重要なものであることは確かです。
 今週月曜日2022年2月14日に「Joint Seminar 減災・レジリエンス研究教育推進コンソーシアム」主催で『地域性を考えた減災・レジリエンスのあり方』シンポジウムが開かれていたので、その一部、パネルディスカッションを視聴させていただきました。「レジリエンス」というのは、むずかしい用語ではありますが、困難な状況でも、適応する過程や能力を指しているようで、回復力とかしなやかさ、とも言われています。
 用語はともかく、パネルで議論されていたキーワードは、IT、情報がきちんとなされて行動に結び付くことが大切で、的確な情報→判断→行動というプロセスがしっかりと流れていくことで減災に通じるという話が出ていました。そこで、少なくともスマホ活用は、いわば災害のリテラシーになっていくだろうということですが、それらを今、統合的、共通性をもって開発されているかというと、なかなかむずかしいところがあります。少なくとも、当大学ではそれらに手を付けているので、ぜひとも前進させていきたいと思っています。

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