神奈川工科大学/災害支援関連ブログ

2011年4月開始の「東日本大震災被災者支援ブログ」を名称変更し、さらに広い支援活動に関する実践、教育、研究を掲載します

本学学生、受験生への配慮について

2024-01-18 09:41:41 | 支援
神奈川工科大学は、全国から入学をされており、4千数百人の学生が学んでいます。能登半島地震による災害救助法適用市町村にご実家等のある本学学生(院生含む)は百名を超えており、全対象学生の状況を調査したところ、人的な被害はないようです。一方、家屋損壊等の大きな被害にあった学生は若干名いるようで、授業受講などで不利益を受けないよう配慮していく方針となっています。

また、災害救助法適用地域に指定され被災した世帯の受験生・入学予定者に対しても、入学検定料、入学金の返還、授業料の減免などの配慮をすることになっていますので、入試課にご相談なさってください。

まだまだ、大きな余震もあるようで心配ですが、おからだに気を付けて受験勉強や授業に臨んでください。

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地域連携災害ケア研究センター

能登半島地震、被災地の情報サイト

2024-01-17 17:18:14 | 支援
石川県の現在の全体状況がわかるのは、次のサイトです。

石川県/防災ポータル
https://pref-ishikawa.my.salesforce-sites.com/

石川県/能登半島地震に関する情報
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/saigai/202401jishin.html

本日は、阪神淡路大震災から29年目にあたる日です。
1995(平成7)年の午前5時46分、兵庫県の淡路島北部沖を震源とするマグニチュード7.3の阪神・淡路大震災が発生し、神戸市などで最大震度7を記録し、死者6434人、負傷者4万3792人、約25万棟の家屋が全半壊したと報道されています。
大きな災害ごとに人間は学んでいかなければなりません。今回も日々の厳しい状況を過ごしている方々に思いを寄せつつ、私たちができることをしていきたいと思います。

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地域連携災害ケア研究センター幹事

能登半島地震、ささやかな救援

2024-01-16 14:09:58 | 支援
能登半島地震の被災地における透析病院への救援に日本災害時透析医療協働支援チームの本学・山家代表(臨床工学)が、現地に入り活動を行ってきました。現地入りと同時に、当大学の備蓄食料品が現地に届いたので、必要な病院スタッフの下に届けました。ビスケット保存缶、保存用ビスコ、災害備蓄用パン、米粉ヌードルなどが含まれていましたが、緊急時に少し甘いものは口が欲していたようです。とても評判がよかったとのことです。

現地では大量の救援物資が山積みになっていたそうですが、緊急に必要としているものとのミスマッチが多く、それをできるだけ解消する手立てが必要です。

3.11東日本大震災の折、4月5月と暖かくなっていくように思われるのですが、当時、まだまだ寒さが厳しく、ある避難先の皆さんが厚手の靴下がほしいという連絡を受けて、学内で声をかけて段ボールに入れて送ったことがあります。その時の気候、その生活環境、身体状況で個々のニーズも異なりますし、また、避難先それぞれのニーズも異なります。私たちは、少しでもそうしたニーズに適した対応を心掛けていきたいと思います。

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地域連携災害ケア研究センター幹事


能登半島地震の被害の甚大さ、日に日に明らかに

2024-01-15 16:40:49 | 支援
能登半島地震は、1月1日ということで、あれから何日たったかは、すぐにわかります。本日、1月15日、もう2週間経つのですが、いまだに孤立、行方不明、インフラもダウン・・・。厳しい状況です。
本日、当大学地域連携災害ケア研究センター長の山家先生がいったん大学に戻ってきました。JHAT日本災害時透析医療協働支援チームの代表でもあり、現地での指揮にあたっていました。また、すぐに現地に戻り、週末には戻ってこなければならないというハードスケジュールのようで、ゆっくり話を聞く時間がありませんでした。
 透析医療の必要な患者さんで、災害時の対処を求められている数は200人と想定されていましたが、実際には360人ほどおられたそうです。石川県での対応が速やかで、すぐに透析が継続できる病院への移行などがされたと聞きました。ある病院は自動ドアが壊れていたり、ある病院は不必要な物資が届けられて困っていたり、非常にスタッフの負担が大きいようです。
 当大学からは速やかに非常食が送られたので、とても助かったようです。なかでもラスクのような甘味のある軽い食べ物は、とても評判がよかったとのことです。
 知人のいる北陸大学や新潟医療福祉大学の教員に連絡をしながら、できることがあれば対応していきたいと思っています。

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地域連携災害ケア研究センター幹事



能登半島地震と当大学の対応

2024-01-11 09:55:27 | 支援
2024年の元日に、石川県能登地方で最大震度7を観測した「能登半島地震」も、本日で10日を過ぎています。
しかし、地震による建物の倒壊や大規模火災がありました。そして、津波で半島北部の輪島市、珠洲市などで大きな被害を受けました。ニュースで示される状況では、日に日に深刻さが増しています。
避難が長期化するということは、健康を害して、いわゆる関連死の増加も心配です。

神奈川工科大学に本部が置かれているJHAT「日本災害時透析医療協働支援チーム」では、代表である当大学山家特任教授が現地病院等の現地調査、指揮に入っています。JHATは透析医療に特化した医療(医療スタッフ)支援チームです。(透析医療とは主に腎臓が正常に機能しなくなり「腎不全(末期腎臓病)」に至ってしまった病気に対して行われる治療の総称です。)

現地からの報告が入りましたら、本ブログでも紹介していきます。

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地域連携災害ケア研究センター幹事