『悲情城市』(1989)
ホウ・シャオシェン監督、リー・ティエンルーさん(林阿祿)、チェン・ソンユンさん(林文雄)、ジャック・カオさん(林文良)、トニー・レオンさん(林文清)出演。
【STORY】
1945年から1949年までの台湾の激動の4年間を背景に、ある一家のたどる変遷を描くドラマ。
【感想レビュー】
さらさらと流れるように展開されるストーリーが心地良く、気付くと終わっていました。
159分もあるのに‼
あえて俯瞰で観るように作られているように感じました
映像を観ているのに、それはとっても不思議な感覚なのですが、本を読んでいるようなのです。。
そうすると、ある家族を中心に描かれているのですが、その背景にある時代の空気、動きが透けて見えてきます。
1947年2月28日に台湾の台北市で発生した二・二八事件は、当時、その話を口にする事すらタブーだったそうです。
傷ついた心を話す事で癒やす事も許されず、心の奥底に秘めてきた台湾の人たちにとって、この映画は、センセーショナルに受け入れられたのだと思います。
映画を観ると、確かにその時代の空気感や考えが伝わってきます。歴史の本をいくら暗記しても分からない、その温度を強く感じる事が出来るのです
観る事が出来て良かったです‼またまた大切なDVDをお貸しくださったさるお方に、感謝したいと思います
【二・二八事件】
1947年2月28日に台湾の台北市で発生し、その後台湾全土に広がった、当時はまだ日本国籍を有していた本省人(台湾人)と外省人(在台中国人)との大規模な抗争。
約40年後、戒厳令の終了と政府側の遺族への謝罪によりようやく終結した(Wikipediaより)
ホウ・シャオシェン監督、リー・ティエンルーさん(林阿祿)、チェン・ソンユンさん(林文雄)、ジャック・カオさん(林文良)、トニー・レオンさん(林文清)出演。
【STORY】
1945年から1949年までの台湾の激動の4年間を背景に、ある一家のたどる変遷を描くドラマ。
【感想レビュー】
さらさらと流れるように展開されるストーリーが心地良く、気付くと終わっていました。
159分もあるのに‼
あえて俯瞰で観るように作られているように感じました
映像を観ているのに、それはとっても不思議な感覚なのですが、本を読んでいるようなのです。。
そうすると、ある家族を中心に描かれているのですが、その背景にある時代の空気、動きが透けて見えてきます。
1947年2月28日に台湾の台北市で発生した二・二八事件は、当時、その話を口にする事すらタブーだったそうです。
傷ついた心を話す事で癒やす事も許されず、心の奥底に秘めてきた台湾の人たちにとって、この映画は、センセーショナルに受け入れられたのだと思います。
映画を観ると、確かにその時代の空気感や考えが伝わってきます。歴史の本をいくら暗記しても分からない、その温度を強く感じる事が出来るのです
観る事が出来て良かったです‼またまた大切なDVDをお貸しくださったさるお方に、感謝したいと思います
【二・二八事件】
1947年2月28日に台湾の台北市で発生し、その後台湾全土に広がった、当時はまだ日本国籍を有していた本省人(台湾人)と外省人(在台中国人)との大規模な抗争。
約40年後、戒厳令の終了と政府側の遺族への謝罪によりようやく終結した(Wikipediaより)