こちらは映画全体としてではなくコ哀視点の灰原中心キャラ映画としての感想になります。
というわけで以下はひたすら哀ちゃんについておかしなテンションで書いていますのでOKな方のみお読みくださいませ。
映画全体についてはいろいろツッコミどころもありましたが、そんなものは実に些細なことであり、今回の映画は私にとっては探偵団と哀ちゃんのキャラ映画以外の何物でもありませんでした。そしてその意味では劇場版名探偵コナンの中でも屈指の映画だったと言わざるをえません。久しぶりに「もう一度見に行きたい!」と思う作品でした。何せ感想について記事を別建てするほどに、今回は気合いを入れて感想を書かざるをえませんよ。
とにかく劇場版スタッフの方々には心からの謝意を捧げます。ありがとうございました。
原作をはじめとするこれまでの哀ちゃんへの扱いに対して、諦めることなく今まで待って本当に良かったです。まさか公式でこれほどまでに活躍する哀ちゃんを見ることができるなんて、幸せすぎてせめて観客動員で恩返しさせていただきたいと思っています。
というわけで巷でコ哀映画と言われていたので、かなり期待して言ったのですが本当に期待以上のコ哀映画で、OPからED後まで一瞬たりとも目が離せませんでした。
OPで爆発に巻き込まれたコナンを心配するあまり思わず「工藤君…」と言ってしまう哀ちゃんからテンションは急上昇でしたが、その後もこれでもかと哀ちゃんの名場面の目白押しにテンションは上がりっぱなしでした。
阿笠親子ネタはいつもの博士のメタボ系でしたが、今回は北ノ沢村へ行くことが決まった阿笠邸と、スノーフェスティバルでの屋台の話で二度も炸裂。しかも「メタボ監視」ということで博士と一緒にいるという仲良しぶりとここでもサービス。もう18歳の娘がツンデレに父親の心配をしつつ世話を焼くという、その辺にいる仲良し親子にしか見えませんでした。
北ノ沢村でのコ哀のターンですが、今回のコ哀はまさに探偵団の両親ポジションとしか言いようがなく、コ哀フィルターを通すと確かに夫婦にしか見えませんでした(私も何度「もう結婚しろ」と思ったことか)。
雪合戦やお土産セレクトやら細かいシーンもいろいろありましたが、それが小さく見えるほどの衝撃だったタンデムスケボーの破壊力でした。特報の段階からウソバレ?と注目を集め、アニメディアのお姫様だっこに騒然となりつつも希望を捨てずに見に行った甲斐がありました。まさかコ哀のタンデムスケボーを公式に見る日が来ようとは…。タンデムですよタンデム(大事なことなので複数回繰り返しています)!しかも二回も!!
特に二回目の破壊力は半端無かったです。高速のスケボーなので哀ちゃんが後ろからコナンにギュッと抱きつくって今でも夢かと思うほどの感動でした。
で、今回の劇場版最大の見せ場、ある意味クライマックスのスーパーコ哀タイム!拳銃を持った犯人に「ここで待て」というコナンに
「待つわけないでしょ!」
と言い放っての加速! ああ、この哀ちゃんが見たかったんですよ。どれほど組織が怖くてもジンの前で不適に笑ってみせ、ベルモットの銃口に身をさらしながらも対等に交渉しようとした毅然とした哀ちゃんを私は見たかったんです!!ありがとう劇場版スタッフ。
私はずっとどんな状況になっても自分のやるべき事を即断できる頭脳と度胸を持った彼女が好きだったんですよね。OPのトンネル事故の様に自分にできないことは任せきる判断力の一方で、できると判断した時には待つだけじゃなく頼るだけじゃなく自分が守りたい相手に自分でできることをただやる、というのは実はとても難しいことなのに、当然の様にやってのける彼女の格好良さが大好きです。
その哀ちゃんの行動を受け止めてギュッと抱きしめて銃弾からかばうコナンも格好良かったです。で究極の掛け合い
「ガキのくせに生意気」「はいはい」
が炸裂するわけですが、この会話がまた良いですよね。哀ちゃんが守りたいのは探偵団の子供たちで自分じゃないことはわかってながらも、当然の行動として哀ちゃんを守るコナン。たぶん二人ともその辺はわかってるんだろうなあ、わかってて欲しいなあとコ哀フィルター全開でニヤニヤしながら見ていました。もう君らには相棒とか夫婦とかそんな単語すら追いつかないよ。
そのまま洞窟に突っ込んだ探偵団に哀ちゃんの説教モードが炸裂。うん、心配だったんだよね。組織から逃げてきてこうして哀ちゃんが守るべきものが少しづつ、でも確実に増えてることが嬉しいです。「天国~」の時にカウントダウンを止めなかった哀ちゃんを思い出してしんみりしました。
とここでコナンが登場して同じことを説教しようとしたところで「もう、言った」とストップをかけるんですが、確かに両親が一緒に怒っちゃ子供の立場がないのでダメだって言いますからね。とにかくひたすら探偵団の面倒を見る哀ちゃんが素晴らしかったです。
その後、さりげなく歩美ちゃんの手を引いてあげたり、コナンのフォローのために別行動したりとあの名作「青の古城事件」を彷彿とさせるシーンが続き、もう哀ちゃん贔屓としては見たいものをす全て見せていただいた気分です。
クライマックスの雪崩のシーンも錯乱気味のヒロインを横目に冷静に時間を気にしながら(この際、この行動のナンセンスは置いといて)、でもやっぱり心配してて助かったコナンに「相変わらずしぶといわね」とホッとしたように見つめて、後ろからそっと近づいたりと、哀ちゃんらしさが出てました。馴れ合うわけでも依存するわけでもないけれど大切な存在、という彼女のコナンへのスタンスがはっきり描かれていて良かったです。とはいえ、ここからさらに妄想するのが二次作品書きなんですけどね(笑)
とにかく、今回の映画に関してはコ哀視点からは文句なし、そして哀ちゃんの素晴らしさを十二分に感じさせていただきました。
もう、正直何度萌え死ぬかと思ったか。というわけでながながと感想につきあってくださりありがとうございました。コ哀万歳!
というわけで以下はひたすら哀ちゃんについておかしなテンションで書いていますのでOKな方のみお読みくださいませ。
映画全体についてはいろいろツッコミどころもありましたが、そんなものは実に些細なことであり、今回の映画は私にとっては探偵団と哀ちゃんのキャラ映画以外の何物でもありませんでした。そしてその意味では劇場版名探偵コナンの中でも屈指の映画だったと言わざるをえません。久しぶりに「もう一度見に行きたい!」と思う作品でした。何せ感想について記事を別建てするほどに、今回は気合いを入れて感想を書かざるをえませんよ。
とにかく劇場版スタッフの方々には心からの謝意を捧げます。ありがとうございました。
原作をはじめとするこれまでの哀ちゃんへの扱いに対して、諦めることなく今まで待って本当に良かったです。まさか公式でこれほどまでに活躍する哀ちゃんを見ることができるなんて、幸せすぎてせめて観客動員で恩返しさせていただきたいと思っています。
というわけで巷でコ哀映画と言われていたので、かなり期待して言ったのですが本当に期待以上のコ哀映画で、OPからED後まで一瞬たりとも目が離せませんでした。
OPで爆発に巻き込まれたコナンを心配するあまり思わず「工藤君…」と言ってしまう哀ちゃんからテンションは急上昇でしたが、その後もこれでもかと哀ちゃんの名場面の目白押しにテンションは上がりっぱなしでした。
阿笠親子ネタはいつもの博士のメタボ系でしたが、今回は北ノ沢村へ行くことが決まった阿笠邸と、スノーフェスティバルでの屋台の話で二度も炸裂。しかも「メタボ監視」ということで博士と一緒にいるという仲良しぶりとここでもサービス。もう18歳の娘がツンデレに父親の心配をしつつ世話を焼くという、その辺にいる仲良し親子にしか見えませんでした。
北ノ沢村でのコ哀のターンですが、今回のコ哀はまさに探偵団の両親ポジションとしか言いようがなく、コ哀フィルターを通すと確かに夫婦にしか見えませんでした(私も何度「もう結婚しろ」と思ったことか)。
雪合戦やお土産セレクトやら細かいシーンもいろいろありましたが、それが小さく見えるほどの衝撃だったタンデムスケボーの破壊力でした。特報の段階からウソバレ?と注目を集め、アニメディアのお姫様だっこに騒然となりつつも希望を捨てずに見に行った甲斐がありました。まさかコ哀のタンデムスケボーを公式に見る日が来ようとは…。タンデムですよタンデム(大事なことなので複数回繰り返しています)!しかも二回も!!
特に二回目の破壊力は半端無かったです。高速のスケボーなので哀ちゃんが後ろからコナンにギュッと抱きつくって今でも夢かと思うほどの感動でした。
で、今回の劇場版最大の見せ場、ある意味クライマックスのスーパーコ哀タイム!拳銃を持った犯人に「ここで待て」というコナンに
「待つわけないでしょ!」
と言い放っての加速! ああ、この哀ちゃんが見たかったんですよ。どれほど組織が怖くてもジンの前で不適に笑ってみせ、ベルモットの銃口に身をさらしながらも対等に交渉しようとした毅然とした哀ちゃんを私は見たかったんです!!ありがとう劇場版スタッフ。
私はずっとどんな状況になっても自分のやるべき事を即断できる頭脳と度胸を持った彼女が好きだったんですよね。OPのトンネル事故の様に自分にできないことは任せきる判断力の一方で、できると判断した時には待つだけじゃなく頼るだけじゃなく自分が守りたい相手に自分でできることをただやる、というのは実はとても難しいことなのに、当然の様にやってのける彼女の格好良さが大好きです。
その哀ちゃんの行動を受け止めてギュッと抱きしめて銃弾からかばうコナンも格好良かったです。で究極の掛け合い
「ガキのくせに生意気」「はいはい」
が炸裂するわけですが、この会話がまた良いですよね。哀ちゃんが守りたいのは探偵団の子供たちで自分じゃないことはわかってながらも、当然の行動として哀ちゃんを守るコナン。たぶん二人ともその辺はわかってるんだろうなあ、わかってて欲しいなあとコ哀フィルター全開でニヤニヤしながら見ていました。もう君らには相棒とか夫婦とかそんな単語すら追いつかないよ。
そのまま洞窟に突っ込んだ探偵団に哀ちゃんの説教モードが炸裂。うん、心配だったんだよね。組織から逃げてきてこうして哀ちゃんが守るべきものが少しづつ、でも確実に増えてることが嬉しいです。「天国~」の時にカウントダウンを止めなかった哀ちゃんを思い出してしんみりしました。
とここでコナンが登場して同じことを説教しようとしたところで「もう、言った」とストップをかけるんですが、確かに両親が一緒に怒っちゃ子供の立場がないのでダメだって言いますからね。とにかくひたすら探偵団の面倒を見る哀ちゃんが素晴らしかったです。
その後、さりげなく歩美ちゃんの手を引いてあげたり、コナンのフォローのために別行動したりとあの名作「青の古城事件」を彷彿とさせるシーンが続き、もう哀ちゃん贔屓としては見たいものをす全て見せていただいた気分です。
クライマックスの雪崩のシーンも錯乱気味のヒロインを横目に冷静に時間を気にしながら(この際、この行動のナンセンスは置いといて)、でもやっぱり心配してて助かったコナンに「相変わらずしぶといわね」とホッとしたように見つめて、後ろからそっと近づいたりと、哀ちゃんらしさが出てました。馴れ合うわけでも依存するわけでもないけれど大切な存在、という彼女のコナンへのスタンスがはっきり描かれていて良かったです。とはいえ、ここからさらに妄想するのが二次作品書きなんですけどね(笑)
とにかく、今回の映画に関してはコ哀視点からは文句なし、そして哀ちゃんの素晴らしさを十二分に感じさせていただきました。
もう、正直何度萌え死ぬかと思ったか。というわけでながながと感想につきあってくださりありがとうございました。コ哀万歳!
最初にお礼を書かせてください。充実した記事をありがとうございます。読ませていただき、自分も映画館に行きたくなりました。コ哀万歳
改めて考えるとコナンと灰原さんは不思議な付き合いですね。恋愛でも友情でもないけど、人間関係としては極めて円熟してますね。
こうしてみると現在の灰原さんに欠点が見つかりません…。判断力に優れ、分をわきえながらも行動力があり、肝も据わっている。さらに気配りやフォローを忘れない。素晴らしい。
長くなってしまい済みません。記事とは関係ないのですが、覚蓮常さんにコナンの話について質問があるのですが、近々お聞きしてよろしいでしょうか?
今回も書きたい放題の感想を喜んでいただき、こちらこそとても嬉しいです。
おっしゃる通り探偵団や博士との生活で彼女はずいぶん変わりました。灰原哀としての新しい世界は組織の頃よりもずっと広くて、それが彼女をより大きく成長させていると私は思っています(贔屓目もあるでしょうが)。
本当に「円熟」と言う言葉がぴったりでコナンと哀は良いコンビですよね。実は考察記事として、今回の映画からアプローチした「相棒」という言葉とコナンと哀の関係論を書いたのですが、映画の公開からまだ日が経ってませんので、もう少ししてからUPする予定です。よろしければUPしたらそちらも読んでいただければ嬉しいです。
ご質問ということですが、私に答えられる事でしたらいつでもどうぞ。お待ちしています。