牡蠣の美味しくなる季節がやってきました。 世界中で食べられている牡蠣は、カレンダーで英語の月名に「R」のつかない月(5月~8月)には食べるな、という云われがあります。 産卵期のため味も栄養価も落ちるからです。( ただし、春から夏に旬を迎える岩ガキは除く。) 別名「海のミルク」と呼ばれる完全栄養食品。 中国では2000年前から漢方としてその薬効を認識していたそうです。 漢方では牡蠣=「ボレイ」と読み、数多くの漢方薬にその戎分が配合されています。 牡蠣の栄養分を無駄にせず頂くには、生食か、牡蠣鍋などは煮汁まで飲むのが良いでしょう。 牡蠣に含まれるタウリンは、血管内に発生する血栓を防ぎ、動脈硬化など血管の病気にも効果が期待できます。 また、カルシウムなどのミネラル類が精神を鎮め、グリコーゲンは効率よくエネルギーに変わり、速やかに疲れを取ってくれます。
ちなみに、これからの季節、乾燥から肌を守ってくれますよ。