HP管理人の独り言 リメイク版

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「年賀状」を送る習慣は何時頃から始まったの?

2012年11月26日 | 日記

 毎年11月のはじめ頃に発売され、年末に向けて慌ただしく準備、年が明けたら配達される「年賀状」。 身近な人へ送る挨拶状であり、またなかなか会えない人、遠方の人へ送る近況報告でもあります。 この習慣はいつ頃始まったのか? 新年の挨拶状を送る習慣は、古くは平安時代の貴族、江戸時代には武家や商家の間で行なわれていたもので、実際に家々をまわる年始回りが一般的でしたが、行けない遠方への挨拶として使われるようになったようです。 これが庶民に広がったのは近代郵便制度が出来、郵便葉書が発売された明治6年からだそうです。 12月投函分の元旦配達は明治39年から開始されました。 こうして盛んになった年賀状のやり取りですが、昭和15年に戦争の混乱や資源の節約で停止され、戦後の昭和23年に再開され、さらに京都に住む林正治氏が年賀状の復活により、戦争で途絶えたお互いの消息が分かればと「お年玉くじ付き年賀はがき」を考案し、昭和24年12月に発売されてからは、現在まで続くロングセラーとなっています。