HP管理人の独り言 リメイク版

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薬の名前で、語尾に「ン」が多いのはなぜ?

2012年11月19日 | 日記

 薬の名前の語尾には「ン」がつくものが多い。 ノーシン、パンシロン、パブロン、トラベルミン…などなど。 なぜかと言うと、薬の成分になっている化学物質の名前のスペルが"n"で終わるからです。 こんなことはあまりにも有名なので、多くの人が知っていると思いますが、でもそれだけの理由? 実は他にも理由があります。 薬に限らず商品名には縁起を担いだ名前をつけられることが多いからです。 「ン」は「運」に通じ、よく売れるようにとの願いが込められているようです。 それからかなり決定的な理由がもう一つ。 今でこそ横文字は左から右へと読むが、昭和20年代の初めまでは右から左に読んでいたようです。 つまり、その転換期を乗り越えるための手段として、たとえばトラベルミンを例にあげれば、「トラベルミン」と読む人はいても「ンミルベラト」と読む人はまずいないでしょう。 どちらから読めばいいのか気付かせる効果を狙ったもののようです。 ちなみに薬の名前が漢字のもの、正露丸などは、昔丸薬には「丸」をつける習慣があって、「願をかける」と縁起を担いだものだそうです。