民法によると日本における成年というのは満20歳以上のことで、20歳以上が大人として扱われています。 電車やバスの大人料金が15歳以上だったりするのも疑問だけど、薬局などで売られている風薬などの服用量はたいてい15歳が基準となっているのはなんか納得がいかない。 気付いていないという人はほとんどいないだろうけど、市販薬の使用上の注意で「大人(15歳以上)」などとなっています。 たとえば同じ15歳でもその人の体格はまちまちで、太っている人とやせている人では薬の分量は違うような気がします。 実は、薬の効き目というのは、体重や身長とは直接関係のあるものではないからだそうです。 一般の医薬品は体格よりもむしろそれぞれの年齢の体質(内臓機能の発達)を基準に作られているからで、つまり15歳以上になればどんな体格であろうと、内臓器官は大人と同じように発達、機能することになるからです。