かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

立て続けに

2018-09-18 15:11:01 | ブログ記事
一昨日から15日に急逝された樹木希林さんの記事を書いていたが、

さきほど義姉から電話があり、

夫が聞いてくれた話によると、

16日に義姉の95歳のお父さんが亡くなられたらしい。

今月初めに帰省したときは入院したと聞いたが、

まさかそんなにすぐに亡くなるとは思わなかった。

そして、昨日、17日には

大阪の91歳の義叔父(亡叔母の夫)が亡くなったと義姉から聞いた。

驚いた。

義叔父が食べられなくなって入院しているところにお見舞いに行ったのは7月17日だった。
(ブログの過去記事を見て確かめた)

夫と、またそろそろお見舞いにと話していた矢先だった。

実は、昨日夫に私の従弟から電話がかかっていたらしい。

こんなとき、電話を受けることのできない難聴の私の悲哀を感じる。

で、その電話に夫が気づいたのは、今日。

夫は現在仕事が立て込んでいるから、スマホも見ていなかったのだ。

それで私の従弟に何度も電話したのだが、出てこないと。

取り込み中だったのだろう。

そうこうしているうちに、実家の義姉から義叔父さんの亡くなったことを聞くことになった。

義姉のお父さんのお通夜が今日。

お葬式は明日、19日。

義叔父さんのお通夜は明日、19日。

お葬式は明後日、20日。

両方に行くことはできない。

高知は遠いから、近い大阪のお葬式が優先になる。

それにしても、義姉はそのお父さんの亡くなったことを知らせてきてくれなかった。

遠方だからだろう。

しかし、義姉のお父さんの孫である北海道在住の私の甥は、すでに帰省したらしい。

この甥は、北海道地震の被災地の近くなので、帰省も大変だったろう。

それにしても、人が亡くなる時は続くものだ。

私ものんきにブログなど書いていないで、弔問の準備しないと。

冤罪事件・・・樹木希林さんの演技

2018-09-18 03:08:29 | ブログ記事
人はややこしいことにはかかわりたくないものです。

私もそうであったらしいと気づきました。

名張毒ぶどう酒事件のことは、

その事件のニュースに接することはありましたが素通りしていました。

当時の私には、ややこしいものは見たくないという気持ちが強かったと思います。

実際、自分の身巡りのことで手いっぱいでしたから。

その私は、「昨日の記事」にいただいたコメントで、この名張毒ぶどう酒事件に目を向けることになりました。

きっかけは、15日に亡くなられた樹木希林さんの出演されたドラマの話からですが、

私は、恥ずかしながら、この事件の真相を知りませんでした。

いや、今でも事件の真相は闇の中だと思うから、

事件の顛末を知らなかったと言ったほうが正確かもしれません。

世の中には、こういう奇怪なことが今でもあるんですね。

これは、この事件だけにとどまらず、司法界の問題かもしれませんね。

もっとも正義が必要とされる司法界に、こういう旧態依然の体質が残っているとすれば、

これは大きな社会問題です。

私は、今年70歳になりましたが、

この年になっても、知らないことが多すぎると反省しました。

が、知ったからには、しばらくこの事件のことを勉強してみたいと思います。

私は年取ってから思うのです。

社会の不正義を正していけるのは、

案外、年取って時間的余裕を持てた私たち老人であるのではないかと。

若い、自分の生活に手いっぱいの人たちには、

世の中に、こういう不条理が横行していても、

それにかかわる時間的余裕も、気持ちの上での余裕もないでしょうから。

だから、逆に言えば、われわれ年寄りは、

こういう社会の不条理に目を光らせるお目付け役の役目を果たさないといけないのかもしれません。

*

★知らざりしことが此の世にまだあるを知りたり名張ぶだう酒事件

★冤罪の事件此の世にまだありて死なしてならぬ人を死なしむ

★冤罪であるかあらぬか改めることができるは老人われら

★老人といへども無為にゐることはあるひは罪であるかもしれず

★知ることがまず第一歩おかしいと思へばまずは調べるべけれ

★死ぬまでの時間の有効利用せむたとへば冤罪事件確認


<ご参考>

コメントで、ご紹介いただいたサイトです。

クリックして、お読みください。↓

「女優の樹木希林さんが死去 2018/9/15」

「奥西死刑囚は3つの“村社会”を守るための生贄にされた 名張毒ぶどう酒事件の闇に迫る再現ドラマ『約束』」