日本・フランス・アメリカ 3つの国をくらべてみたら

アメリカでの生活を中心に、6年半暮らしたフランスや母国日本との違いに触れながら、気の向くままに書いていきます。

フランス語と親の魂胆

2012-01-25 23:57:28 | 生活
日本語の発音や音の数が他の言語と比べてどうかについては諸説あるようなので、
ここでは言及しないとして、フランス語を聞いていると、私にはまったく聞き取れない、
発音できない音が山ほどある。

我が家はダンナ以外は皆フランス語の初心者
こちらに来る前は、1から10までの数や、こんにちは、ありがとうなどの簡単な挨拶くらいしか習っていない。
しかし、子供を日本人学校に入れるつもりはさらさらないし、せっかくフランスに来たのだから、
話せるようになりたいと思っている。

子供たちは、引越し後、来週くらいから幼稚園に連れて行くつもりだ。
日本より7か月早く、今年の9月から小学1年生になる娘には一日も早くフランス語を習わせたいと
思っており、家庭教師を探すことにした。

ダンナがネットで家庭教師を探してくれたが、登録してある人たちは学生が多く昼は学校に行かなくては
ならないため、夕方から夜にかけてレッスンが可能、と言う人が多い。
我が家では、フランス語の初歩の初歩だし、子供なので正しい文法や教え方というものが必要とも思えない
ので経験は問わないが、夜は眠くなってしまうことが多いのでできれば昼に教えてくれる人を探していた。

そんなことを考えていたら、民宿のオーナーが教えてもいいと言ってくれた。
そこで、数日前から日中3人でフランス語のレッスンを受けている。
3人でと言ってもメインは上の娘で、アルファベット、色、動物などをフランス語で言ったり、
アルファベットの書いてあるカードを並べて単語を作ったり、紙に自分の名前や単語を書いたりしている。

実はオーナーは去年の年末まで大学で生物学の先生をしていた。教えていることの内容も生徒の年齢も違うが、
人にものを教えるというノウハウは持っているせいか、とても上手に教えてくれる。
何が一番上手だと感じているかというと、5歳の子供に1時間集中力を切れさせることなく教えることが
できるのだ。
時間になると、私たちが泊っている部屋に呼びに来てくれるのだが、上の娘はそれをすごく楽しみにしている。

来週からは幼稚園に行くので、どのような形でレッスンを続けるか、はたまた終わりにするかわからないが、
とにかくこの時期にこんないい先生に出会えたことはとても喜ばしいことだ、と思っている


夕方から町に出かけて、上の娘のために先日目をつけていた子供用のベッドを購入した↓


ベッドの値段は179ユーロ(17,900円)だったのだが、このベッドというのはベッドのフレームのみの
値段らしい。
ベッドマットを乗せるための板(ベッドの底板)や、マットは別購入。

その他、ベッドと同じデザインの箪笥と鏡も購入↓


何でもあるもので済ませようとする我が家としてはかなり奮発したのだが、これには訳が。
欧米諸国では、親子が一緒の部屋で寝る習慣があまりなく、生後数か月で自分の部屋をもらい、
一人で眠りにつくのが当たり前。
子供が幼いころは子供と一緒に寝るのが当たり前の日本人から見ると、かなり薄情な様な気もするこの習慣。
我が家ではどうしていたかと言うと、日本式に同じ部屋で寝起きしていた。

ところが、ダンナとしてはさすがに子供が小学生になったら自分たちの部屋で寝起きさせたいという。
折も折、こちらに引越してくる前、上の娘の1つ年上の近所の友達が自分の部屋を作ってもらい、
そこで寝起きすることに成功!
それを聞いた上の娘もがぜんやる気が出て、フランスに来たら自分の部屋を作ってもらうのを
とても楽しみにしていたのだ。
そこで、どうせベッドも買わなくてはならないのでお気に入りのデザインのものをみつけ、
箪笥も購入してかわいらしい部屋にし、本人のやる気に更に火をつけようという親の魂胆だ。

ベッドは明後日の引越しの日に取りに行く予定だが、果たして娘たちは自分の部屋で眠れるようになるのか
乞うご期待

今日驚いたこと!
フランスのベッドの値段はベッドのフレームだけの値段。
底板くらい付けてよね~

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