アメリカに引っ越して数か月経ったころ、何気なくチラシを見ていると、見出しのような写真が。日本ならプラモデル屋のモデルガンのチラシかと思うところだが、どうやら本物のよう。アメリカは銃社会とは聞いていたが、引っ越して1年以上たった今まで、本物の銃を見るのは日本と同じように警察官が携帯しているものだけだった。だから、こんなチラシを目にしてしまうと、みんな本当に銃を持っているのだと驚かされた。
それから、さらにしばらく経った頃、語学学校で授業を受けていると、娘の通う小学校から連絡があった。内容は、今朝、スクールバスに乗っていた6歳の生徒がリュックの中に拳銃を入れているのが発見されたということだった。けが人はなく、その生徒は学校に着くとすぐに事務室に連れて行かれ、警察を呼んだとのこと。問題はないという事だったが、驚きは隠せなかった。
また、私たちの住んでいる住宅地では、女性だけのFaceBookページでいろいろな情報をやり取りしているのだが、ある時、誰かが自分が良く通る道にいつも路上駐車している人がいて、交通の妨げになるので止めてほしいという投稿をしたことがあった。それに対して何人かの人が、警察に連絡するべきだとか、近所の人なのだから直接訪ねて行って頼めば良いのではないかといったコメントをした。すると、その記事を投稿した人が、誰が銃を持っているかわからないから、知らない家を訪ねていくのはたとえ近所であっても嫌だと返答したのだ。確かに昔、ハローウィンの日に近所の家を訪ねた日本人留学生が銃で撃たれるという事件もあったのだが、それと同じようなことが私の住んでいる住宅地でも十分にあり得るのだという事実を突き付けられた気がした。
他にも銃にまつわる話はたくさんある。つい先日も、来年から上の娘が通う予定の公立高校の駐車場で口論の末の発砲事件があったばかりだし、新年には花火をあげてお祝いをする人が多い中、空中に向けて銃を発砲する人もいるらしい。英語の先生は、テキサスでは杖をついてあるいているようなおばあさんでも、ハンドバックには拳銃を忍ばせているのだと教えてくれたし、毒蛇を見たという話を聞いた近所の人の好いおじさんが「俺だったら、拳銃でやっつけてやる」と言っているのも聞いた。
つまり、幸運にも私が銃を目にする機会がないだけで、この辺りでも銃はどこにでもあふれているらしい。私たちは基本的にはアメリカでの生活を楽しんでいるのだが、話に聞いた銃社会というのは実在するもののようだ。実際、交通事故で亡くなる人より、銃で撃たれて亡くなる人の方が多いというのだから油断はできない。こんな話を聞くと、アメリカはいい国だけれど一生住みたいとは言い切れないな、と思ってしまう。
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とても素敵なご家族ですね😊
魚が寄ってくるなんて日本では体験なかなかできないから本当すてきな経験ですね。
わたしは来年スイスに引っ越すので銃やドラッグはちょっと心配です…
私のブログにリアクション・フォロー頂きありがとうございます!
私は海外は大学生の頃アメリカに行っただけなんです😅
泊まったホテルで発砲事件があり、朝起きたら規制線の中だったり💧
1人で歩いていたら、ホームレスに路地に引きずりこまれそうになったり…
帰国の時に湾岸戦争が始まって空港がパニックになっていたり怖い事が続いたので😭
日本国内を全部旅行したら海外旅行復活です👍
それまでブログで予習させてくださいね☝️
フォローさせて頂きますので、これからよろしくお願いします!
コメントとフォロー、ありがとうございます😊
学生時代のアメリカ旅行では随分いろいろなことを経験されたのですね。すでに私より経験豊富なこと間違いなしです!
2012年に日本を離れて以来、数年に一度しか帰国できていないので、とみのんさんの食べ物系の記事に反応してフォローさせていただきました。旅行や日常の記事も写真が沢山あって楽しく拝見しています。よろしくお願いします!