日本・フランス・アメリカ 3つの国をくらべてみたら

アメリカでの生活を中心に、6年半暮らしたフランスや母国日本との違いに触れながら、気の向くままに書いていきます。

アパート

2012-05-18 23:14:10 | 生活
今回のハンガリー滞在では、今はだれも住んでいない、ダンナが子供のころに住んでいたアパートに泊めてもらった。
アパートはダンナのお父さんが務めていた農業関係の専門学校の敷地内にある。45年ほど前に、この専門学校は別の場所から引越して
きたらしい。そして、当時は共産国だったので、この専門学校に勤める先生たちのための家やアパートなどもこの敷地内に同時に
作られ、ダンナの家族もここに入居した。1LDKのアパートは今となってはとても古く、家族で住むにはかなり手狭な感じだが、
当時はアパートの棟ごと、階下に電話が設置されているなどかなりモダンな建物で、村の人たちにとっては羨望の的だったようだ。

アパートの建っている専門学校の敷地はかなり広く、縦800m×横500mほどもある。四方を柵で覆われ、入り口にはゲートもあるので
安全だし、敷地内には学校の施設のほかに、公園、小川や森など子供が遊ぶにはうってつけの場所だ。元々は貴族の土地だったので
今でも当時のお城が残っている。ダンナが子供のころには、このお城は学生たちの寮として使われていたそうだが、大分老築化が
進み、今は別の所に寮が建てられ、お城は何に使っているのか不明。

アパートの前のモミの木(?)はダンナが子供のころに植樹したそう↓



夕方は娘たちをダンナのお母さんに預け、2人で乗馬に行ってきた。ダンナがここに住んでかいたころは近くに乗馬クラブは
なかったらしいが、今は20Km圏内に5か所以上の乗馬クラブがある

一番近いところは1Kmほどの所で、歩いても行くことができ、ここでは去年も乗馬をして、オーナーとも顔見知り。今日も
午後散歩がてらにオーナーに挨拶に行き、夕方の予約を取り付けていた。

乗馬クラブは去年よりもだいぶ繁盛しているように見え、初めて会ったインストラクターとダンナと私の3人で、1時間の外乗に
行った。ダンナが、私たちが駆け足が好きだと言うと、インストラクターも駆け足が好きだと言い、初めは様子を見るため
スピードも抑えめの駆け足だったが、後半は麦畑で“襲歩(しゅうほ)”という、駆け足の一段階上の速さで走らせてくれた。

襲歩はいつでも出させてもらえるわけでもないのだが、普通の駆け足の状態から「ぐっ」とギアが入ったようになってスムーズな
動きになり、とても気持ちがいい。
私が今回乗せてもらった馬は、この乗馬クラブに居る35頭の馬の内、一番足の速い15歳の馬で、「もっと走らせてくれ~!!」と
馬が言っているのが伝わってくる感じで、とても楽しい乗馬だった。

麦や菜の花の畑を行く外乗はとても広々↓

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