日本・フランス・アメリカ 3つの国をくらべてみたら

アメリカでの生活を中心に、6年半暮らしたフランスや母国日本との違いに触れながら、気の向くままに書いていきます。

初めての成績表(上の娘編)

2012-06-28 23:05:42 | 生活
下の娘に続き、上の娘も成績表をもらってきた。成績表は幼稚園の3年間を通し、同じものを使用し、半年に1回の割合で評価を受ける
ことになる。もちろん、詳細に書かれた項目の中には年少の時には評価の対象にならないものも含まれているのだが、年長の上の娘は
全ての項目が評価対象。

そして最後のページには小学校に進めるかどうかの最終判定も書かれていた。この判定は、上の娘も“合格”で一安心。もちろん
フランス人の他の子供と全く同じと言う訳にはいかないのだろうが、課題に取り組む意欲もあるし、他の子供たちとの
コミュニケーションもうまく行っているというコメントだったので、このまま小学校に上がっても近いうちに今の遅れを取り戻すことが
出来るだろう、という考えだろう。

評価の欄はほとんどが合格の“緑色”の印がついていたが、カレンダーの読み方がわかる、フランス語の発音、歌の歌詞が分かるなどの
項目が“黄色”になっていた。

それにしても、フランス語が分からない子供に、これだけのことをやらせることができる先生は能力という意味でも、その人間性と言う
意味でも本当に素晴らしく、いくら感謝しても足りないくらいだ。途中で投げ出さずに頑張った上の娘も本当にエラかった!

成績表の1ページ↓


パズルや数学的な考え方↓


きっと説明が理解できなかったと思われるカレンダー↓


ものの順番が理解できているか↓


アルファベットや文字の書き方、冠詞についてなど↓


絵などの作品も持ち帰った↓


こちらは下の娘の作品↓


フランスに来ることが決まった際に、海外赴任の経験のある人の中には、ダンナだけ先にフランスに行って、半年後位に安定した
生活が送れる目処がついたら家族を呼び寄せたらどうかと勧めてくれる人も居たが、半年後には小学校に上がる娘を抱える
我が家としては、幼稚園で色々と準備段階の事を教えてもらえたので、無理をしてでも最初から家族で引越してきて良かったなぁ、
と思っている。

最新の画像もっと見る