日本・フランス・アメリカ 3つの国をくらべてみたら

アメリカでの生活を中心に、6年半暮らしたフランスや母国日本との違いに触れながら、気の向くままに書いていきます。

サルノコシカケ

2012-03-29 23:41:25 | 生活
夜、仕事から帰ったダンナが「お土産がある」と言って、外に何か取りに行った。
戻ってきたダンナが手にしていたものは、巨大な“サルノコシカケ”だった


お昼ご飯を川の近くで食べたときに見つけたという、このサルノコシカケ。
一体何に使うつもりなんだろう

調べてみると、“サルノコシカケ”という学名のきのこは存在しないそうだ。
ただし、“サルノコシカケ科”というのがあるらしく、きのこの柄に当たる部分がなく
木の幹に直接きのこの笠に当たる部分が半円状についているきのこ類がこの科に分類
されるらしい。

サルノコシカケは漢方薬として知られているが、『お土産』としてウチに持ち込まれた
このきのこが、漢方薬として使えるものかどうかも分からない。仮に漢方薬で使われる
サルノコシカケと同じものだとしても、私には漢方薬を調合する趣味はない。

フランスには日本の神社やお寺にしか見られないような樹齢百年以上はありそうな
大きな木が沢山ある。この村の大通りの両側に植えられている街路樹のプラタナスでさえ、
大人が両手で抱えられないほどの太さがある。

サルノコシカケは、こうした古木に付きやすいらしく、菌糸が木の奥深くにまで入り込み、
日本では神社の御神木などもこのサルノコシカケが原因で倒れたりする例がいくつも
あるそうだ。

幼稚園に行く途中にも、大きなクルミの木(多分)があり、そこにも何個かサルノコシカケが
付いている↓


ウチのサルノコシカケは河岸の倒木に付いていたという事だったから、もしかしたらこの木も
サルノコシカケによって倒されたものかもしれない。

ハンガリーにも沢山森があり、ダンナは子供のころ、乾燥したサルノコシカケを虫眼鏡で
燃やして遊んだりしていたそうだ。
今のところ、庭のシンボルツリーであるオリーブの木の下に安置されているサルノコシカケ。
今後一体どうするつもりなのだろう・・・。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (yunaママ♪)
2012-03-31 07:19:18
じわじわ大木を倒すなんて、サルノコシカケ恐るべし)゜0゜(ヒィィ

名前はかわいらしいのにf^_^;
返信する
yunaママ♪さんへ (kanaemon)
2012-04-02 16:47:20
きのこにもよるみたいだけど、ウチのサルノコシカケはコルク質で、もう木の一部になったかのように
見えるんだけどね。
そう見せかけておいて、宿主の木を倒すなんて・・・
本当に恐るべし
返信する