ちょっと忘備録的なことで、面白い話題ではないのだが、上の娘のパスポート更新に
まつわる話。
昨日Lyon(リヨン)の近くに行ったので、できれば出張駐在官事務所という大使館の出張所
みたいなところに寄って、上の娘のパスポート更新をしたいと思っていた。
HPで必要書類を確認し、一通り揃えた。それらの書類の中に「滞在許可証」というこちらの
県庁で発行される許可証があるのだが、未成年には発行されないので代わりになる書類が
必要かどうかを念のため電話で尋ねた
すると、HPには記載されていないが、未成年の場合原則として、「Document de Circulation」
という書類を提出することになっていると説明された。
しかし、「Document de Circulation」というのは、EU以外の外国人未成年者がフランス国外に
出て、再入国する際に必要となる書類で、ハンガリー国籍を持つ我が家の娘たちには必要ない。
そこで、そのことを説明して、“原則外”で受け付けてくれないかと頼んだところ、
ハンガリーのパスポートを持ってくれば受け付けてくれるという。
しかし、フランスに滞在するのにハンガリーのパスポートも必要のない娘たちは、
まだ日本のパスポートしか取得していない。
では、“原則外”はどのような場合かと尋ねたところ、フランス滞在期間が短く、その間
フランス国外に出る予定がないので「Document de Circulation」を取得しない場合だという。
ウチの場合、必要ないのだから、もっと“原則外”だと思うのだが、フランスで唯一更新が
できるところで「ノー」と言われれば従うしかない
そうなると、日本のパスポートを更新するためだけに、全く必要のない
「Document de Circulation」かハンガリーのパスポートを取得しなければならない。
同じようなことが、私がダンナと結婚した時にもあった。
国際結婚の場合、婚姻届を、夫と妻、両方の国に提出する必要がある。
その際ハンガリーの婚姻届の添付書類に、私のパスポートが必要とあった。
しかし、その時私は有効なパスポートを持っておらず、新たに申請しなければならなかった。
外国に行く予定がなければ必要のないパスポートだったが、どうせ数か月後にハンガリーに
行こうと思っていたので、パスポートを作る気でパスポートセンターを訪れた。
しかし今度は、パスポートセンターで旧姓でパスポートを作ると、出入国の際に面倒なことに
なることがあるので、すぐに外国に行く予定がないのなら、結婚後にパスポートを作るように
と言われた。
しかし私は結婚するためにパスポートを作ろうとしていたのだ。日本で婚姻届を出して、
パスポートを作り、その後ハンガリーで婚姻届を出せば良かったのかもしれないが、
なんだか面倒で、ハンガリーで婚姻届を提出するためだけに旧姓のままパスポートを
作ってしまった。
その後10年間その旧姓の書かれたパスポートを使い続けたが、一度もトラブルになったことは
無い。
何と言うか、こういった手続きと言うのは融通が利かない割に、受け付ける人の一存で書類が
必要かどうかが決まってしまうような部分もあり、嫌になる
日本で、免許証の住所変更に行った時にも、受け付けの人の一存で面倒くさいことを言われた
ことがある。
最寄りの警察署に免許証と、住所確認のための公共料金の領収証をもって行ったところ、
あなたの国籍はどこだと尋ねられた。私はダンナの姓をカタカナで名乗っているので
聞かれたものと思われるが、日本ですと答えても、何か確認できるものが欲しいから
住民票を持ってもう一度来るようにと言われた。
本籍地を確認するつもりだったのかもしれないが、免許証にも本籍地は記載されているし、
第一“日本人”の私の免許証の更新は公共料金の領収証で、受け付けられなくてはならないのだ
結局、必要ではない書類を取るために市役所に行ってまた戻るのは嫌だ。姓はカタカナかもしれないが、
名前は思いっきり日本人のものではないか。人種差別で訴えるぞー、とそこまでは言っていないが
(大体人種は一緒だし)、ゴネたら受け付けてもらえた
そして、こういう権力を笠に着たような対応をする人にも、簡単に屈してはいけないという教訓を得た。
娘のパスポートに関しては、もうちょっと複雑な話もあって、“原則外”で受け付けてもらえるかもしれない。
しかし、どうせ受け付けてくれるのなら、もっとスムーズに受け付けてほしいものだ。
大使館に、「お客様相談センター」がないのが残念だ
先日となり町のおもちゃ屋に行った際、『Windowクレヨン』というのを見つけて買ってみた↓
中には極太の繰り出し式のクレヨンが入っていて、書いた後はスポンジに水を含ませて拭くと
簡単に落とすことができる。
娘たちは、ダイニングの大きな窓をキャンバスにして大胆に絵を書いて大喜び↓
窓いっぱいに書いていることに、のびのび育っていることを実感して、ちょっと嬉しくなった
まつわる話。
昨日Lyon(リヨン)の近くに行ったので、できれば出張駐在官事務所という大使館の出張所
みたいなところに寄って、上の娘のパスポート更新をしたいと思っていた。
HPで必要書類を確認し、一通り揃えた。それらの書類の中に「滞在許可証」というこちらの
県庁で発行される許可証があるのだが、未成年には発行されないので代わりになる書類が
必要かどうかを念のため電話で尋ねた
すると、HPには記載されていないが、未成年の場合原則として、「Document de Circulation」
という書類を提出することになっていると説明された。
しかし、「Document de Circulation」というのは、EU以外の外国人未成年者がフランス国外に
出て、再入国する際に必要となる書類で、ハンガリー国籍を持つ我が家の娘たちには必要ない。
そこで、そのことを説明して、“原則外”で受け付けてくれないかと頼んだところ、
ハンガリーのパスポートを持ってくれば受け付けてくれるという。
しかし、フランスに滞在するのにハンガリーのパスポートも必要のない娘たちは、
まだ日本のパスポートしか取得していない。
では、“原則外”はどのような場合かと尋ねたところ、フランス滞在期間が短く、その間
フランス国外に出る予定がないので「Document de Circulation」を取得しない場合だという。
ウチの場合、必要ないのだから、もっと“原則外”だと思うのだが、フランスで唯一更新が
できるところで「ノー」と言われれば従うしかない
そうなると、日本のパスポートを更新するためだけに、全く必要のない
「Document de Circulation」かハンガリーのパスポートを取得しなければならない。
同じようなことが、私がダンナと結婚した時にもあった。
国際結婚の場合、婚姻届を、夫と妻、両方の国に提出する必要がある。
その際ハンガリーの婚姻届の添付書類に、私のパスポートが必要とあった。
しかし、その時私は有効なパスポートを持っておらず、新たに申請しなければならなかった。
外国に行く予定がなければ必要のないパスポートだったが、どうせ数か月後にハンガリーに
行こうと思っていたので、パスポートを作る気でパスポートセンターを訪れた。
しかし今度は、パスポートセンターで旧姓でパスポートを作ると、出入国の際に面倒なことに
なることがあるので、すぐに外国に行く予定がないのなら、結婚後にパスポートを作るように
と言われた。
しかし私は結婚するためにパスポートを作ろうとしていたのだ。日本で婚姻届を出して、
パスポートを作り、その後ハンガリーで婚姻届を出せば良かったのかもしれないが、
なんだか面倒で、ハンガリーで婚姻届を提出するためだけに旧姓のままパスポートを
作ってしまった。
その後10年間その旧姓の書かれたパスポートを使い続けたが、一度もトラブルになったことは
無い。
何と言うか、こういった手続きと言うのは融通が利かない割に、受け付ける人の一存で書類が
必要かどうかが決まってしまうような部分もあり、嫌になる
日本で、免許証の住所変更に行った時にも、受け付けの人の一存で面倒くさいことを言われた
ことがある。
最寄りの警察署に免許証と、住所確認のための公共料金の領収証をもって行ったところ、
あなたの国籍はどこだと尋ねられた。私はダンナの姓をカタカナで名乗っているので
聞かれたものと思われるが、日本ですと答えても、何か確認できるものが欲しいから
住民票を持ってもう一度来るようにと言われた。
本籍地を確認するつもりだったのかもしれないが、免許証にも本籍地は記載されているし、
第一“日本人”の私の免許証の更新は公共料金の領収証で、受け付けられなくてはならないのだ
結局、必要ではない書類を取るために市役所に行ってまた戻るのは嫌だ。姓はカタカナかもしれないが、
名前は思いっきり日本人のものではないか。人種差別で訴えるぞー、とそこまでは言っていないが
(大体人種は一緒だし)、ゴネたら受け付けてもらえた
そして、こういう権力を笠に着たような対応をする人にも、簡単に屈してはいけないという教訓を得た。
娘のパスポートに関しては、もうちょっと複雑な話もあって、“原則外”で受け付けてもらえるかもしれない。
しかし、どうせ受け付けてくれるのなら、もっとスムーズに受け付けてほしいものだ。
大使館に、「お客様相談センター」がないのが残念だ
先日となり町のおもちゃ屋に行った際、『Windowクレヨン』というのを見つけて買ってみた↓
中には極太の繰り出し式のクレヨンが入っていて、書いた後はスポンジに水を含ませて拭くと
簡単に落とすことができる。
娘たちは、ダイニングの大きな窓をキャンバスにして大胆に絵を書いて大喜び↓
窓いっぱいに書いていることに、のびのび育っていることを実感して、ちょっと嬉しくなった