今日は娘たちが幼稚園で誕生会を開いてもらった。といっても、フランスでは、幼稚園や職場などで誕生日、昇進などの
お祝い事があるときには、当事者が皆にケーキやお酒などをご馳走をする。
今日も、上の娘のクラスでは3人の子供たちの誕生会という事で、“ケーキ”、“ジュース”、“お菓子”を分担して
持って行くことになっており、我が家は“ケーキ”の係だった。下の娘のクラスでは、対象者がウチの娘一人という事で、
こちらもケーキを持って行くことになっていた。手作りでも構わないと思うのだが、果たしてどんなケーキを持って行けば
いいのか見当もつかなかったので、ケーキも売っている村のパン屋さんに頼むことにした
朝、登園の前にパン屋によってケーキを受け取り、そのまま幼稚園へ。下の娘は午後はお昼寝タイムなので午前中に、
上の娘は午後になってからそれぞれ誕生会を開いてもらったらしい。
誕生会に備えて、今日はいつもより髪飾りを豪華にして出かけた娘たち↓
誕生会のために作ってもらったケーキ↓
また今日は、明後日の日曜日がフランスの“母の日”らしく、娘たちがきれいにラッピングされた包みを持ち帰った
下の娘は、数週間前に自分で作ったプレゼントなのに、最初は自分が先生からもらったプレゼントだと勘違いし、自分で
包みを開いた。中から出てきたのが自分が作ったプレゼントだと気づいてからも、なぜだか自分のものだと言い張り、
「でも、ここに“ママ、愛してるよ”っていうメッセージが書いてあるから、もしかしてママにプレゼントかな?」と
聞いても、「パパにならあげてもいいけど、ママはダメ!」と頑固に言い張り、未だに私はプレゼントをもらっていない
上の娘は、“ママの日”のために、自分が作ったプレゼントだという事をきちんと理解していた。数週間前にプレゼントを
作ったと思われる日も、下の娘がうっかり口を滑らせようものなら怖い顔で睨んで、「○○ちゃん(妹)、言っちゃダメなんだよ!」
と言ってたしなめていた
ところが今日、実際ママにプレゼントを渡すのが相当楽しみだったらしい上の娘は、幼稚園からの帰り道、いそいそと歩きながら
何度も私を振り返り、満面の笑みでプレゼントの包みを私に見せていた。そしてその度に、今日まで言わずに我慢してきたプレゼントの
中身を一つ、また一つとしゃべってしまい、家に着くころには包みを開けなくてもおおよそ中身の見当がつくほどにしゃべって
しまっていた
2人ともプレゼントの出来もなかなかだったし、上の娘などはママが喜ぶ顔を見るのがたまらなく楽しみという様子が伝わってきて
とても嬉しかった。子供を授かって私が一番強く感じたのが、今まで誰かにこんなに愛されたことがあっただろうか?という
ことだった。今日も、それぞれ違った様子ではあったけれど、娘たちの気持ちがとても嬉しかった。
“母の日”と言えば、日本の幼稚園でも毎年母の日のプレゼントを制作してもらっていた。年少の時は手書きの似顔絵入りの
洗濯ハンガー、年中の時はラップなどを入れるホルダーだった。ただ、日本の幼稚園ではこれらのプレゼント制作に必要な
材料も“教材費”として後日徴収される。翌月の“教材費”の集金の際に内訳をみたら、『母の日のプレゼント 375円』と
書いてあり、思わず大爆笑してしまった。確かに費用を明確にすることは必要かもしれないが、自分のもらったプレゼントの
代金を徴収されるとは思ってもみなかった。誰が書いたのかは知らないが、こういう場合はもうちょっと使途不明確でも良い気がした。
下の娘が作ってくれたプレゼントの宝石箱↓
ふたの裏には、『ママは花のように美しく、私はママを世界で一番愛しています』というメッセージが書いてあった。
上の娘がくれたプレゼント↓
お手紙と、手作りのブレスレットとプラ版のキーホルダー。
お祝い事があるときには、当事者が皆にケーキやお酒などをご馳走をする。
今日も、上の娘のクラスでは3人の子供たちの誕生会という事で、“ケーキ”、“ジュース”、“お菓子”を分担して
持って行くことになっており、我が家は“ケーキ”の係だった。下の娘のクラスでは、対象者がウチの娘一人という事で、
こちらもケーキを持って行くことになっていた。手作りでも構わないと思うのだが、果たしてどんなケーキを持って行けば
いいのか見当もつかなかったので、ケーキも売っている村のパン屋さんに頼むことにした
朝、登園の前にパン屋によってケーキを受け取り、そのまま幼稚園へ。下の娘は午後はお昼寝タイムなので午前中に、
上の娘は午後になってからそれぞれ誕生会を開いてもらったらしい。
誕生会に備えて、今日はいつもより髪飾りを豪華にして出かけた娘たち↓
誕生会のために作ってもらったケーキ↓
また今日は、明後日の日曜日がフランスの“母の日”らしく、娘たちがきれいにラッピングされた包みを持ち帰った
下の娘は、数週間前に自分で作ったプレゼントなのに、最初は自分が先生からもらったプレゼントだと勘違いし、自分で
包みを開いた。中から出てきたのが自分が作ったプレゼントだと気づいてからも、なぜだか自分のものだと言い張り、
「でも、ここに“ママ、愛してるよ”っていうメッセージが書いてあるから、もしかしてママにプレゼントかな?」と
聞いても、「パパにならあげてもいいけど、ママはダメ!」と頑固に言い張り、未だに私はプレゼントをもらっていない
上の娘は、“ママの日”のために、自分が作ったプレゼントだという事をきちんと理解していた。数週間前にプレゼントを
作ったと思われる日も、下の娘がうっかり口を滑らせようものなら怖い顔で睨んで、「○○ちゃん(妹)、言っちゃダメなんだよ!」
と言ってたしなめていた
ところが今日、実際ママにプレゼントを渡すのが相当楽しみだったらしい上の娘は、幼稚園からの帰り道、いそいそと歩きながら
何度も私を振り返り、満面の笑みでプレゼントの包みを私に見せていた。そしてその度に、今日まで言わずに我慢してきたプレゼントの
中身を一つ、また一つとしゃべってしまい、家に着くころには包みを開けなくてもおおよそ中身の見当がつくほどにしゃべって
しまっていた
2人ともプレゼントの出来もなかなかだったし、上の娘などはママが喜ぶ顔を見るのがたまらなく楽しみという様子が伝わってきて
とても嬉しかった。子供を授かって私が一番強く感じたのが、今まで誰かにこんなに愛されたことがあっただろうか?という
ことだった。今日も、それぞれ違った様子ではあったけれど、娘たちの気持ちがとても嬉しかった。
“母の日”と言えば、日本の幼稚園でも毎年母の日のプレゼントを制作してもらっていた。年少の時は手書きの似顔絵入りの
洗濯ハンガー、年中の時はラップなどを入れるホルダーだった。ただ、日本の幼稚園ではこれらのプレゼント制作に必要な
材料も“教材費”として後日徴収される。翌月の“教材費”の集金の際に内訳をみたら、『母の日のプレゼント 375円』と
書いてあり、思わず大爆笑してしまった。確かに費用を明確にすることは必要かもしれないが、自分のもらったプレゼントの
代金を徴収されるとは思ってもみなかった。誰が書いたのかは知らないが、こういう場合はもうちょっと使途不明確でも良い気がした。
下の娘が作ってくれたプレゼントの宝石箱↓
ふたの裏には、『ママは花のように美しく、私はママを世界で一番愛しています』というメッセージが書いてあった。
上の娘がくれたプレゼント↓
お手紙と、手作りのブレスレットとプラ版のキーホルダー。
銀・金・玉と比べようと子に勝る宝はない
幼子と母とのあいだの情愛は、すべての愛の基本でしょうね。
母親はもちろんだけど、子供もこんなに無条件に母親を愛してくれるとは、子供を授かるまでは考えもしませんでした。