ブドウが豊作

我が家の2つあるテラスのうちの一つにはブドウ棚があって、度々このブログにも登場しているが、今沢山の実が生っている。
家庭菜園の方は、度々旅行に行ったり、予想以上の乾燥と強い日差しであまりいい結果が得られなかったのだが、さすがにブドウは根が
深く乾燥にも強いようで、延びてきたツルを棚に括り付ける以外何の世話もしなかったにも関わらず、思いがけない豊作。

ブドウの木は全部で4本あり、2本はまだ植えたばかりで今年初めて棚に上り、実はなっていない。既に棚の上に到達していた他の2本は
種類が違うらしく、1つは緑色の実がなって、もう一つは紫色の割と小粒の実がなっている。どちらも沢山の実が付いているのだが、
食べておいしいのは紫のブドウの方だけで、緑のブドウは生食用の品種ではないのか、熟れているにも関わらず、とてもマズイ。

娘たちは上からぶらぶらとぶら下がっているブドウを早く食べたくて待っていたのだが、最近ようやく解禁になって、自分たちで粒を
つまんだり、取ってもらった房にかぶりついたりして楽しんでいる。

日よけにするにはスカスカだったけれど、沢山の実がなったブドウ↓



ところで話は変わって、日本には“ゆかり”という赤シソを使ったふりかけがあるが、もちろんフランスでは手に入らない。しかし、
実はうってつけの代用品があるのだ。それが、同じシソ科のバジル。バジルと言っても生の物ではなく、スーパーのスパイスコーナーに
コショウなどと一緒に売られている、刻んで乾燥したもの。これをご飯にパラパラとかけ、さらに塩を振ると、実にさわやかな味の
“バジルごはん”が出来る。これが、同じシソ科のせいか、ゆかりごはんに味が似ていてとてもおいしい。

我が家ではこれまで、ほとんどふりかけを食べることは無かったのだが、上の娘はお友達の家でご馳走になったことがあったらしい。
そして、6月にダンナの会社の日本人が出張でフランスに来た際、お土産にふりかけをもらって喜んで食べていたのだが、それも段々と
無くなってきたところで、私が下の娘を妊娠中に良く食べていたバジルごはんを娘たちに教えたところ、大ヒットとなった。
興味のある方は、ぜひお試しを！

バジルごはん↓