『純情きらり』と、鈍い私 2006-09-13 | 日録 NHKの『純情きらり』を見ていて、鬱々として気分が塞がっている自分に気づいた。いつの頃からか、バッハが弾けなくなっている。快いと感じられない。バッハだけは、つねに変わらず私の慰めだったけれど、弾きたくなくなっている。 私には、桜子のようにスコアを離れて、即興では絶対に弾けない。それがわかっているから、『純情きらり』を見ると、気が重くなるのだ。鈍い鈍い私。耳で聴いた曲を、それが未知の曲であって . . . 本文を読む