三越伊勢丹ホールディングス=大規模な人員削減。 Jフロント、松坂屋岡崎店を2010年1月に閉鎖

2009-08-28 | 社会

7月の全国消費者物価2.2%下落 過去最大の下落率
 総務省が28日発表した7月の全国の消費者物価指数(CPI、2005年=100)は、生鮮食品を除く総合が100.1と、前年同月比2.2%下落した。下落は5カ月連続。下落率は前月の1.7%を上回り、比較可能な1971年以降で最大となった。
 生鮮食品を含む総合は100.1と、2.2%下落した。
 同時に発表した8月の東京都区部の消費者物価指数(中旬の速報値、2005年=100)は、生鮮食品を除く総合が99.7と1.9%下落した。下落率は前月の1.7%を上回り、比較可能な1971年以降で最大となった。〔NQN〕(2009/8/28)
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三越、正社員2割削減へ 1000人規模、年度内めど
 三越伊勢丹ホールディングスは傘下の三越で大規模な人員削減に踏み切る。退職金の割り増しなど既存の早期退職制度を拡充することが対策の柱で、三越単体の正社員の約2割にあたる1000人規模を想定しているもよう。2009年度中に完了する見通し。厳しさが増す百貨店市場は今後も縮小に向かうとみられ、人件費を大幅に抑える。昨秋の金融危機以降に小売企業が人員削減を伴う大規模リストラに乗り出す初のケースとなる。
 9月上旬にも労組側に正式に提示し、早ければ同月中にも募集を始める。三越の早期退職制度は40歳以上59歳以下の従業員が対象だが、年代に応じて割増退職金を現在よりも厚くする方向で調整している。また対象年齢を40歳未満にも広げるほか、退職後に契約社員として再雇用することも検討している。(日経2009/08/28)
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Jフロント、松坂屋岡崎店を2010年1月に閉鎖
 大丸、松坂屋を傘下に置くJ・フロントリテイリングは25日、松坂屋岡崎店(愛知県岡崎市)を2010年1月末に閉店すると発表した。周辺のショッピングセンター(SC)との競合に加え、昨秋の金融危機の影響で売り上げ不振が続いており、営業継続が難しいと判断した。
 同店に勤務する93人の従業員のうち、契約社員51人は原則解雇し、社員は他の店舗への配置転換などで雇用を維持する。Jフロントは閉鎖に伴う費用として約10億円の特別損失を09年6~8月期に計上する。
 岡崎店は1971年に開業し、売り場面積は約1万1000平方メートルと百貨店としては小型店。00年以降、近隣にSCが相次いで出店したことで売り上げが減少。08年度の売上高は約50億円と、91年のピーク時(約129億円)の4割以下に落ち込んだ。(日経2009年08月26日)


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