〈来栖の独白 2021.3.30 Tues〉
いつの頃からかは記憶が定かでないのだが、ピアノに向かうと、ほぼ毎日のように弾き歌うようになったカトリック聖歌.42番「ふもときりの」。楽譜の歌詞は“霧”ではなく、“きり”となっているので最初は意味がつかめなかったという私のお粗末。しかし、なぜかメロディに惹かれた。
過去には、ショパンだのベートーヴェンだのを好んで弾いていたが、今ではカトリック聖歌、典礼聖歌のみ。しかし、この老いの日のために、主は、若い日の私を早ミサ(修道院のシスターたちのための早朝ミサ)のオルガン弾きにしてくださったと思う。音楽のある日々に深謝。
「ふもときりの」カトリック聖歌 42番
1 ふもと霧の晴るる日こそ こよなき喜び
高嶺にさきかおる花 われらは望まん
(おりかえし)
うららかに 光のどけく
鳥 歌い 花さきにおう
あまつみ国は
2 み神に会いまつる日こそ 尽きせぬ喜び
うれしきその日思えば 心ときめく
3 かなしくもわかれし友よ なつかしき父母
ゆきしその魂在す み国したわし
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