朴槿恵大統領の「告げ口外交」のお手本は? … 2015.11.22 亡くなった金泳三元韓国大統領…

2015-11-24 | 国際/中国/アジア

2015.11.23 13:20更新
【産経抄】朴槿恵大統領の「告げ口外交」のお手本は… 11月23日
 昨日の未明、87歳で亡くなった金泳三(キム・ヨンサム)元韓国大統領は、日本統治時代に小中学校生活を送っている。従って、日本語が流暢(りゅうちょう)だった。大統領時代、日本人記者との会見では、通訳に間違いを指摘していたほどだ。
 ▼皮肉なことに、その大統領の5年間にわたる政権下で、日韓関係は最悪の状態に陥った。1993年に大統領に就任すると、すぐに国立博物館として使われてきた、旧朝鮮総督府の建物の撤去を決めた。日本支配時代の象徴的な存在だというのだ。
 ▼ソウルで中国の江沢民国家主席と会談した際には、日本の「歴史認識」を取り上げ、こう言い放った。「今度こそポルジャンモリ(ふざけた性根)を直してやる」。朴槿恵(パク・クネ)大統領が、外遊先で日本批判を繰り返す「告げ口外交」のヒントになったのかもしれない。竹島(韓国名・独島)に、日本の反発を無視して埠頭(ふとう)の建設を強行したのも元大統領だった。
 ▼もっとも、日本が嫌いだったわけではないらしい。NHKの衛星放送を好み、政界引退後は、日本の病院で前立腺の手術を受け、早大で教壇にも立った。野党生活が長かった元大統領にとって、何より頼りになるのは世論である。失政をカバーして、政権を安定させるために、国民が何より喜ぶ反日路線を進むしかなかったのだろう。
 ▼そんな人気取り政治の最たる例が、「日帝(日本帝国主義)の鉄くいの引き抜き」だった。かつて日本人は、韓国人の精気を断つために、各地の山に鉄くいを打ち込んだ。
 ▼山のかたちなどで吉凶を占う風水学が盛んな韓国で、広く信じられている「日帝伝説」である。金泳三政権は、予算を付けて全国でくい抜き作業を行った。今も山に入って、くいを抜いている人たちがいるそうだ

 ◎上記事は[産経新聞]からの転載・引用です


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。